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ネット友達が夫婦のピンチから救ってくれると思ったのに?!甘い誘惑と嘘

マナツ

はじめまして、30代の既婚女性マナツです。
この記事は、私と夫が険悪ムードの中もう取り返しがつかないと自暴自棄になっていたときに掲示板で出会った20代の男性との思い出話を書きます。
若い男性との一時の心揺さぶる思いを、私がどうしていったのか。
よければ読んでいただけると嬉しいです。

彼との二度目の出会い

そもそも私と夫の出会いもネット友達から始まりました。
今どきではあまり珍しくもなくなってきたネット結婚です。

夫とも同棲から一年、めでたくゴールイン。
夫は、私がしたいことをしても咎めることなくやってみなよ!と言ってくれる素敵な男性だと思い結婚に至りました。

私は友達といえばネットの友達のほうが遥かに多いので、もちろんそのネット友達の彼にも
「結婚したよ!」
と報告していたのです。

「おめでとう!幸せになれよ」
と彼が言ってくれたので、

「ありがとう!頑張るね」
と私は返したことを覚えています。

しかし、結婚から1年が過ぎた頃。
夫との会話はよくよく見てみれば私が話しかけることが極端に多いことに気が付きました。

話しかけてもうん、そうだね、うん…。
ひどいときには私の話を無視して全然別の話題をかぶせてくることも。
さすがに怒った私は夫に提案しました。

私「あなたは会話が苦手なんでしょう?」
夫「うん、そんなに一生懸命話をしたいと思わない

これには私は死ぬほどショックを受けました。
口から生まれたような私はお喋りすることが好きなので一生懸命夫が好む話題やテーマなどを拾ってきては話しかけていたからです。
私は怒りを抑えながらも、こう提案しました。

私「じゃあ私は私と話してくれる人と会話する。
それならあなたも楽でしょう?」
「それでいいと思うよ」

改善するから!などという言葉もなく、家族なのに会話すらまともにできないのか…と大きなショックを受けたまま、私はそのことをうっすら伏せたままSNSに投稿しました。
すると、その投稿を見ていたネット友達の彼が私に連絡をしてきてくれたのです。

彼との優しい時間

とてつもない衝撃の中、彼は最初はチャットで連絡をしてきてくれました。
「SNSみたけどどうしたの?なにかあった?良ければ話聞くよ」
そういってくれる彼に甘えて、私は事の顛末を彼に話しました。

その時はもう本当にご飯もうまく食べられない、眠れもしないショックで頭が混乱していたと思います。

私は彼に矢継ぎ早にチャットをどんどん飛ばしました。
すると、そのうち電話がかかってきました。
きっと怒涛のチャットでびっくりしたのでしょう。

彼「だいじょうぶかー?無理すんなー」
私「ありがとう…もう本当につらくて…」
そこから朝になるまでずっとずっと話をしました。

私はもともと家族と縁が薄く、実家でさえそんな状況だったので、結婚には夢を見ていたのです。
たくさんいろんなことを話せる人がいいとずっと願っていたのに気づいたら私の独り言だったなんて、受け入れがたいことでした。
彼はずっと優しく泣いてもいい、全部聞くから安心しろと丁寧に話しかけてくれました。

彼の優しい嘘

その日から、連日時間が空いているときに電話をしました。
他愛のない話や、お互いの知識について。

特に私は知識が偏っているのであーそれわかる!なんて言われることもなく過ごしてきたのですが、同じような道をたどっていた彼はたくさん共感してくれるので、飛び上がるように嬉しくて時間の許す限り喋り続けたのです。

もうひとつ、私が気づいてしまったことがありました。
それは私は夫から「好きだ、愛してる」という言葉を聞いたことがなかったのです。
よくよく思い出せば直接口から聞いたことはなく、チャットなどで書いてはくれるものの言葉に出して聞いたことはありません。

最高にメンタルが落ちていた私は彼にお願いしました。
私「一つ叶えたい夢があるんだけど…嘘でもいいから、愛してるって言ってみてくれない?
この言葉が聞けたならもう成仏してもいいや、くらいのメンタルでした。

彼は少し間をおいて返事をくれました。
「愛してるよ、マナツ」
頭から蒸気が吹き上がりそうな気持ちになりました。

その時以降、彼は何度も特別な言葉を言ってくれました。
そうして私は徐々にメンタルを持ち直し、家の中は寂しいけれど電話してくれる人がいると思っていました。

会おうよ、という彼と罠

そんな電話の流れで、会おうよと言ってくれました。
最初は会う気満々の私。
しかも行き先は、二人でひと目を気にせずいられる場所でした。

もうそれでもいい。
寂しくて仕方がないと思っていた彼に私は一度OKの返事をしていました。
でも、少し立ち止まってよく考えたのです。

私はもう30代。
対して彼はまだ20代の若い男性です。

そして何より結婚もまだの彼と、すでに結婚している私。
ここでなにかあれば、きっとお互いに後悔する結果にしかならないんじゃないか?
と考え直したのです。

少しの時間を起き、私は彼にキャンセルの連絡をしました。

私「ごめん、嬉しかったんだけど、どうしても…。
理由は落ち着いてから話すよ」
彼「仕事もそんなにキャンセルできないから、まぁもっと先にしよう」

そんな会話をしたあと、彼からの連絡は激減します。
もちろんひよってドタキャンした私が悪いといえば悪いのかもしれませんが、彼にはピンチを救ってくれたのでどうしても幸せになってほしいという私の身勝手な願いもありました。

そもそも「愛してる」も私が「嘘でいいから」とお願いしたことです。
一時の甘い誘惑に惑わされて泥沼…なんてことは私は望んでいませんでした。
なにも考えなければ、きっとそのまま泥沼だったでしょう。

彼にキャンセルした説明をさせてほしいとチャットを打ちました。
返事はありませんでした。

その後、彼と連絡がとれることもなくなり、私はきっとブロックされていると思います。
一時の、いい夢が見れたと思って、彼が本当に好きになった女性と幸せになれるように遠くから祈るだけです。