会ってすぐに体の関係を要求してくるネット友達の誘いを振り切った話

ゆみりん

こんにちは。
50代未婚女性のゆみりんです。
これは、2年ほど前の話。
とあるマッチングアプリで出会った営業職43歳男性との思い出です。
見た目はおとなしそうに見えた男性から、しつこく誘いを受けた私が、どのようにその誘いを振り切ることに成功したのか?
良かったら最後まで見ていただけると嬉しいです。

ネット友達と初めてメッセージの交換

私は、とあるマッチングアプリをいつものように使っていました。

その時、一人の男性から、
「よかったら、メールしませんか?
というメッセージが届いたのです。

その男性の顔写真を見ると、とてもおとなしそうな感じで、優しそうだったので、私は好感を持ちました。

「いいですよ」
と返事を返し、彼と私はメッセージの交換を始めたのです。

メッセージの交換といっても、内容はたいしたことではなく、たわいもないことをやり取りしていました。

例えば、私の方から

「おはよう。
今日は天気がいいね

とメールすると、

「おはよう。
そうだね。
気持ちのいい朝だね

と返信があったり。

また、ある夜には、

「こんばんは。
お仕事お疲れ様。
今日は晩御飯にハンバーグを食べたよ」

と私がメールすると、

「そうなんだ。
美味しそうだね。
いつか僕も食べてみたい」

といった返事が返ってきていました。

彼のほうからデートのお誘い

そんなやり取りが3日ぐらい続いたある日、男性から
「今度、一度会ってみませんか?
とメッセージが届きました。

いわゆるお誘いメールです。
私は、彼の誘いが出会ってから3日目と、すごく早かったので驚きました。 

それで私は、
「会って何をするの?」
と聞き返しました。

すると彼は、

「そうだな。
僕はゲームが好きだから、ゲームセンターに行ってみたい。
お茶した後にね」

と答えたのです。

私は、
「ゲームセンターに行くぐらいなら、会ってもいいかな」
と軽く考えてしまい、彼の誘いをOKしました。

今考えたら、とても軽率な行動をしてしまったと、自分で反省しています。

彼とファミレスで待ち合わせ

いよいよ、待ち合わせの日がやってきました。

私は、その前日に彼とは初対面でしたので、お互い顔が分からなくて、
「はぐれてはいけない」
と思い、もう一度写真を交換し合いました。

そしてメールアドレスだけでなく、LINEのIDも交換し合いました。
何かあってはぐれた時に、通話で連絡を取り合うためです。
彼は、車を持っていないとのことだったので、電車で私の住んでいるところの最寄りのファミレスまで来てくれることになりました。

ファミレスで体の関係を求められて

午後1時、待ち合わせ時刻になり私は、少し早くファミレスに着きました。
私が来てから、10分ぐらいして男性が近づいてきました。
その男性は、写真とは似ても似つかない様子で、私はとても驚いてしまいました。

でもサイトで使っていたニックネームを聞いたら、その名前を言ったので
「この人なんだ」
と私は半ば諦めて、すぐに帰ろうと心に決めました。

しかし、男性はファミレスの席に座ると、料理をほとんど注文せずジュースだけを飲んでいました。

私は、ご飯を一緒に食べるつもりでいたので
「なんか、この人変だな」
違和感を覚えました。  
 
すると開口一番、その男性は私に
「サイトで、何人の男と知り合った?
と聞いてきました。

私は、あまり答えたくなかったのですが
「3人ぐらいかな」
と適当に返しました。

その男性は、興味津々に

「どんなお付き合いしたの?
体の関係は持った?」

とストレートに聞いてきたのです。

私はその時に

「この男性、やりモクだ。
やばい」

と感じました。
 
「早く帰ろう。帰りたい」
と私が思っていると、その男性はいきなり私に

「僕は、体の相性を会ってすぐに確かめたいタイプ」
と打ち明けてきました。

私は慌ててしまいました。
「どうやってこの誘いを断るか」
と頭の中で思いを巡らせていたのですが、

「この男性はむげに誘いを断ったら、何をするかわからない。
怖い」
という思いもありました。

私はその時、
「何かうまい断り方はないか」
とそればかり考えていました。

それで私は

「実は今から、実家に行かなくてはいけなくて。
だからごめんなさい」

と断りました。

すると男性は

「そんなに長い時間は取らせないよ。
5分や10分でいいんだ。
5分や10分なら、構わないだろう」

と食い下がってきたのです。

そういうふうにしつこく言われれば言われるほど、こちらは気持ちが全く冷めてしまって、
「どうやって、この場を去ろうか
ばかりを考えていました。

そこで私は、一旦トイレに立ち、対応策を考えることにしました。
それでも、なかなかいいアイデアは浮かびませんでしたが、とりあえず何とかしてこの場を去ろうと思った私は、その男性の前で実家から電話がかかってきたふりをしました。

そして

「ごめんなさい。
急用が本当にできて。
今からすぐに帰らなくちゃいけないから」

と言って、料理のお代をテーブルの上に置き、そのまま逃げるようにファミレスを後にしました。

あのままあの男性の言われるがままにしていたら、きっとラブホテルに行く羽目になっていたと思います。