マッチングアプリでネット友達になり、出会った22才のホスト

さつき

43才のマッチングアプリで時折異性と会ったりして週末を過ごしている女性さつきです。
22才のホストと出会いましたが年の差あってか初めから違和感もあり、お店にも行かずにもう会ってもいません。
少し贅沢、わがままな人だと感じてしまいました。

ネット友達からLINE友達へ

タップルを3カ月利用していて、若い人が多くてやめてしまったのだけど、その中で自己紹介文に職業ホスト、と書いてある男性からメッセージを頂きました。

「職業ホストだけど、軽蔑せず普通に会ってくれる年上の人がいいな」
って、それは明らかにお店来ての営業じゃん!と思っていました。

「すみませんが、ホストという職業は軽蔑してしまいます、ホストクラブにも興味ありませんし、会いたくもないんです」
と伝えると、
「あ!ごめん!今日でタップルの契約切れる日だ、続きのやり取りはLINEでしてくれない?
いや、普通に話してくれる友達いないからさ」
との返事。

なんだか寂しげだったので可哀想に思って、きっと話たいことや愚痴もあるので聞いてあげるだけあげようLINEアドレスの交換をしました。

毎日LINE

とにかく、このホスト勝くんはマメです。
さすがホストです、LINE交換すれば「友達と花火したんだ~」と近況動画を送ってきたり、眠る前は「おやすみなさい」とメッセージを入れてきます。

ホストという職業柄、入ってくるのがいつも夜中2時なので無視していたのですが、何度も何度もLINEの待ち受け画面を変えては、待ち受け表示に「今、自分忙しい」と忙しいを表現した顔にしたり、寂しいと寂しげな顔をした画面にします。
画面の表示は2日に1回は変わるので、かまってちゃんだなーと思いながらも会わない前提で、単なるネット友達でいようとメッセージに返信するようになりました。

眠る前に私も「おやすみなさい」と、起きたら「おはよう」だけですが入れてみました。
自分の生活リズムも壊されたくないし、なるべくすれ違い生活の挨拶だけを入れていたかったのですが、おはようとある日入れたら起きていたみたいで、
「いつになったら会ってくれるのサー?
勝は休みが月曜日だから土日休みの君とは土曜日のお店始まる前に新宿でしか会えないよ」
と一方的に営業に近いメッセージを入れてきたので数日放置しました。

明日は祝日で仕事お休みというとある平日夜、急に私は寝付きが悪くなりました。
夜中起きているとなんだか寂しくなって勝くんに「眠れないー」とメッセージを送るとメッセージで子守歌を返してくれました。

そんな気が利く勝くんなので一度は会ってもいいかなと、その晩
「明日会おうよ、勝くん仕事前でいいから、少しの時間でも」
とメッセージを入れて、急遽会うこととなりました。

勝くんとご対面

会った場所は勝くんが住んでいる新大久保の喫茶店です。
写真で見るよりも勝くんは痩せていてなんだか頼りない感じと、確かに綺麗な顔をしているんだけど、綺麗な洋服に包まれていても男性的な魅力に欠いていました。

会うや否や、
「勝はさー、日に200万も落とせるNo.1ホストなんだよねー!」
と言って、ウエイトレスを呼び、トンカツ定食を注文。

更にメロンソーダを注文して、ガツガツ無言で食べてこちらが質問しても
「え?」
「え?」
というばかりで数日食べていない人のようにガツガツ食べていました。

品がなく汚かったです。
割り箸にご飯がまとわりつくとべろべろ舌でなめたり、メロンソーダの刻まれたメロンを最後まで食べようとストローでコップの底をほじくり、また顔を近づけてペロリとするその食べ方は貧しい家の子供のようでした。

勝くんの黒髪はサラサラつやつやしていたのですが、見掛けの問題ではなく、態度が貧しい子そのものです。
「あー、食った、叙々苑行きてえな」
と言葉を発したところで私、帰りました。
支払いはしましたけど、この人、多分売れない貧困ホストです。

もうLINEブロック

その後、LINEブロックしたのでよく分かりませんが、分かったことは人気ホストならばすでにいるお客様とのやり取りに忙しく、いちいちネットで友達探しや営業する時間もないということです。

お店の看板を背負っているほどなら、それなりのオーラ、人に対する好かれるような気遣いや礼儀、そしてお金を持っている風貌だったりすると思いました。