朋美
20代女性会社員の朋美と申します。
この記事は今から3年前、私が学生時代に北米に留学していたときにマッチングアプリで知り合った同い年の男性についての話です。
国籍の違う2人がこれからどうなるか、最後まで目を通していただけると嬉しいです。
彼氏やネット友達がほしいという思いからTinderに登録
私は北米の大学に留学していたのですが、家族・親戚・友人と離れているため人肌が恋しくなりました。
大学のキャンパス内や大学近くの繁華街、北米最大のショッピングセンターにはカップルだらけで、私も彼氏がほしいという思いがあったのです。
そこで現地の友人がTinderで知り合ったガールフレンドと3年間付き合っていると言っていたことを思い出し、Tinderに登録しました。
ネット友達から彼氏、彼氏から夫になれそうな人を見つけることが当初の目的だったのです。
Tinderでマッチングしたネット友達
あまりにも遠すぎるところに住んでいる人だと会いに行くだけでも時間とお金がかかってしまうため、私が住んでいる街と同じところに住んでいる人に絞って探しました。
また結婚した後のことを考えると同世代の人がいいという思いがあり、同い年から私より5歳上の人までという範囲内で探したのです。
そこで5人とマッチングしたのですが、対してやりとりしていないのに「今夜会おう」と言ってくる人・ブラジャーのサイズを訊いてくる人・プロフィールには恋人がほしい旨を書いていたのにメッセージでは「真剣な付き合いは求めていない」と言った人がいて、私が想像していたよりは変な人が多い印象でした。
こんなようでは彼氏はおろか、ネット友達にすらなれないと幻滅したのです。
同い年の白人男性とマッチング
Tinderでは彼氏どころかネット友達作りすら無理だと諦めかけたそのとき、同い年の白人男性から「いいね」が来たので「いいねありがとう」を返しました。
彼は私と同い年、他大学に通う学生、子ども時代はイギリスに住んでいた経験がある人でした。
こんな人がなぜTinderに登録しているのだろうと不思議に思い、理由を尋ねてみると「真剣に付き合うことができる彼女がほしいから」とのこと。
最初は嘘をついているのだろうかと疑いましたが、Tinderでやりとりしていくうちにこの人なら信用できるかなと思えるようになったのです。
そこでFacebookのアカウントを交換してFacebook上で友達になり、メッセンジャーでやりとりをするようになりました。
それから私は彼と毎日メッセンジャーでやりとりをし、お互いについて質問したり今日の出来事について話したりすることが日課になったのです。
彼がメッセンジャーにオンライン中のときは返事が来るスピードが速いので、毎日ポンポン何かしらやりとりをしていました。
時にはおもしろ画像やGIFを送り合うことも。
やりとりを始めて1週間ほど経ったとき、彼から実際に会おうと誘われたのです。
Tinderで知り合ったネット友達と初デート
当日はショッピングモール近くの大型ゲームセンターで遊ぶ約束をしており、彼が私の大学まで車で迎えに来てくれることになっていました。
メッセンジャーに到着した旨と具体的な車種についての連絡があり、外に向かうと彼が車の外に立っていたのです。
写真との相違はなく、背が高い印象でした。
彼の車に乗り、ゲームセンターに向かうこと25分。
車内ではシーンとしていましたが、何とか沈黙を破ろうと頑張って話しました。
ところが彼は思っていたよりも無口で会話が盛り上がらず、メッセンジャーでの饒舌さは何だったのかと思ったのです。
ゲームセンターに到着したものの満車で、彼が
「二日酔いで体調がよくないから帰りたい」
と言い出しました。
話を聞くと私と会う前日に友達と家で飲み会をし、飲み過ぎたそうです。
ドライブスルーのカフェで飲み物だけ購入し、車で大学まで送り届けてもらいました。
迎えに来てくれたことへのお礼をメッセンジャーで送ったのですが返事は来ず、どこか気まずい雰囲気のまま音信不通になったのです。