19歳新社会人のザック
この記事は、私が斎藤さんという通話アプリで遊んでいた時にたまたま出会い、仲良くなった小悪魔系女子との体験談を書きます。
どうやって仲良くなったのか、興味がある方は最後まで見て頂ければ幸いです。
出会い
私は、とても友達が少ないです。
喋り掛けることや会話にはたいして困らないので、友達を作るまでの過程ではそこまで苦労しないのですが、なにしろ自分が細かいところまで気になってしまう性分で、あまり交友関係が長続きさせられません。
そんな私が、唯一の趣味として暇な土日休みの日によくやっているのが、通話アプリの斎藤さんなのです。
僕にとっては、友達がいなくて喋り相手が欲しいわけですから、もってこいのアプリです。
そんな感じで軽く斎藤さんで喋れそうな人を探していると、ある女性の方とマッチングしました。
その方は、リサという方でした。
彼女は、私とマッチングしているというのにまったく私と喋ろうともせず、同じ部屋にいる誰かと喋っています。
「なんだよ、こいつ」
と思ったのですぐ通話を終わらせようと思った時、リサが
「あー!ごめんごめん!」
と言ってきたので、なんとか通話を切らずに済みました。
彼女は、それから気さくに話しかけてきてくれて、お互いの趣味の話や仕事のことなどたくさん身の上話をしました。
とても聞き上手な人だったので、つい浮かれてしまい
「彼氏とかいるんですか?」
と聞いてしまいました。
「しまった!」
と思いましたが、数秒の沈黙があった後、
「いないよ!」
と返ってきたので機嫌をそこねていなくて良かったと安堵しました。
ライン交換
私は、リサと斎藤さんで喋り始めてからとても彼女のことを気に入りました。
そこでなんとかライン交換を出来ないかなーと思い、思いきって聞いてみることにしました。
「リサとこれからも定期的に話したいから、ライン交換しない?」
と聞くと、リサは
「もちろんいいよー!」
と迷いもせずに即答してくれました。
無意識にスマホ越しにガッツポーズを決めていました。
それからというもの、カップルのように毎日彼女と通話をしていました。
彼女は愛知県に住んでおり、大学進学の為新潟県に行くという事が分かりました。
私は新潟県に住んでいるので、
それなら会える!!
と思い、彼女とデートの約束をしました。
水族館デート
デートなど全く経験がない私は、どこにデートに誘ったらいいのか分からず、とりあえずネットで検索してデートランキング上位にランクインしていた水族館に行くことにしました。
しっかりデート前日には下見を兼ねて水族館に足を運んでおいたので、当日も全く焦ることなくスムーズに彼女をエスコートしました。
しかし、1つ予想外だったことはリサがとても太っていたこと。
とんでもなくふくよかな女の子だったのです。
別れ
私は、一通り水族館でのデートを全うした後、行くはずだった食事も全部キャンセルして、リサにも
「ごめん!具合悪くなってきちゃったから、もう帰りたい!」
と告げて解散をしました。
その時の私にとっては、それほどリサの見た目が精神にダメージを食らわせていたのです。
その日は家に帰っても、ぜんぜん気分が上がりませんでした。
理想の思い描いていたリサは、あんな姿じゃなかったはずなのに、、と。
人は声だけでは判断できないものなんだな、とその時始めて思いました。
異性のネット友達が出来てライン交換までして舞い上がっていた私をどん底に突き落としたのは、紛れもなくリサです。
今となっては、笑い話に出来るレベルですが、当時の私にとっては自殺できるくらい辛い出来事でした。
異性のネット友達を作るのは楽しいですが、あまり調子に乗らないようにしよう。と思いました。