異性のネット友達と実際にお会いしてお付き合いすることができた話。

あつお

こんにちは。
30代男性の既婚者男性です。
あつおといいます。

とあるゲームサイトから異性の方と友達になり、実際にお会いしてお付き合いした際の思い出を書きます。

全く縁もゆかりもない年上の女性の方と付き合った結果どうなったか。

よかったら最後まで確認していただけると嬉しいです。

ネット友達と出会った時の話

私がまだ高校生の頃でした。
まだスマートフォンが普及していないくらいの時期です。
パソコンのインターネットゲームで「ハンゲーム」というものがありました。

このサイトは、各自自分のキャラクターを作成でき、お金を使ってそのキャラクターの服を買ったり、そのキャラクターを使ってゲームに参加したり、キャラクターの部屋を作ってそこにネット友達を招待したり、ブラウザゲームをはじめ、いろいろなゲームをサイトの会員達とプレイすることができるインターネットサービスを行っていました。

ほとんどのものが無料であったため、学生の私にはお金をかけずに遊べる良い場所でした。

ゲーム以外にも掲示板なども併設されており、そこでゲームの話をしたり、討論したりといろいろなことができました。

当時の私は「彼女いない歴=年齢」でしたので、女性に対してどう接していいか分からないものの、恋人がほしくてほしくてたまらない時期でした。

リアルでは恋人を作ろうと躍起になっていましたが、成果は出ず、インターネットで鬱憤をはらしている日々を過ごしていました。

ハンゲーム内の掲示板でディスカッションを行う掲示板がありました。
そちらでストレス発散がてら、討論に参加している時のことでした。

議題は本当にどうでもよいような内容だったと思います。

「お風呂で最初にどこを洗うのが一番効率がいいか?」
とかそんな内容でした。
その掲示板でとても熱心に熱弁されている方がいらっしゃいました。

私もその方に負けずとくだらないことを本気で言い合いした後でした。
その方からフレンド登録の申し込みがあったのです。

ネット上のお友達

今までネット上の友達ができたことは何度かあります。
今回もそのうちの1つだと思い特に何の気もなく承諾しました。

相手も私が熱心に反論していた事に関して興味があったんだと思います。
サイト上のメッセージツールを使って1日に数回連絡を取る程度の仲になるのはすぐでした。

相手の方と私が共通のゲームをしていることが発覚し、そのゲームを二人で遊ぶことが日課になりました。
そのうち、メッセージツールでの会話が面倒になった相手がメールアドレスを聞いてきたのです。

当時のインターネットでは”ネットオカマ”、通称ネカマという男が女性を騙って楽しむ行為が存在していました。

その大半は騙された男を蔑むことに発展していました。

彼女いない歴=年齢の私はそれを疑い、戸惑いました。

現に相手に
ドッキリなの?」
と言ってみたり疑っていました。

しかしながら、今までのやり取りを信じメールアドレスを教えました。

そうしたら自分の携帯の着信音がすぐになりました。
ついでに顔写真までついてきたのです。

相手からは
「これで信じた?」
というような文面が送られてきました。

毎日毎日いろいろな話をメールでしました。
ゲームだけではなく、リアルな近況の話など。

そうしているうちに私が彼女の住んでいる近くに行く用事が出来たことを伝えました。

実際に会いました

その場所にはビジネスホテルを借りて数日間ほど過ごすことになっていることを伝えたところ、彼女から会おうとお誘いがありました。

そういった経験がなかった私にはどうしていいか分からず、どうやって待ち合わせするか。
服はどうするか。
どうやって過ごすか悩みました。

素直にそれを彼女に打ち明けると私がたどり着くバス停で待っているといわれました。
本来の目的など全く考えられず、道中ずっとそわそわしていました。

停留所にたどり着くと人を待っていそうな女性がいました。
勇気を出して話しかけてみると、日々一緒に遊んでいた彼女でした。

一つ年上の女性で、とても華奢できれいな方でした。
そんな女性と二人きりで会うことになった私は有頂天。

とりあえず荷物を置きにビジネスホテルへ一旦行きました。
近くのファミレスに入り、ここに来るまでの気持ちを二人で話したり、こういうことがいままでになくて、どうしていいかわからないが、会えて嬉しいことを伝えました。

また、二人でどこかに行こうなどの話をしました。
すぐに意気投合し数日間いろいろなところへ行きました。

そうして最終日を迎えた日。
彼女に勇気を振り絞って告白をしたところ、快く承諾していただきお付き合いしてくれました。

これが私の異性のネット友達で思い出深かった話となります。
当時の私にはびっくりすることが多々ありましたので、とても印象に残っています。