たらこ
40代のゲーム好き主婦のたらこです。
一年前に私が失業したときに、弱みに付け込んで怪しげな商売をさせようとしてきたゲーム仲間(男性)の話をします。
現代ではさまざまなネットゲームが流行していますが、ゲームをする以外の目的で近づいてくる異性はたくさんいます。
ゲーム好きとして、楽しくネットゲームを行ってほしいので、こんな男(女)には気をつけろ!という事例をご紹介します。
始まりはネトゲ関連のSNS
ゲーム好きが集まるSNSとしてメジャーなものはTwitterです。
ゲームのプレイキャラをアイコンに設定し、ゲーム以外でも交流を持つ人はたくさんいます。
同じゲームを通じてリアルでの飲み友達に発展することもあります。
同性でも異性でもです。
もちろん超えてはいけない一線を守れる方とお付き合いすることが大切です。
相手が常識的ないい人ならば、大人になってからもたくさん友達が作れることがネットゲームの魅力です。
私を怪しげな商売に勧誘してきたのはネットゲームのネット友達でした。ゲーム内で出会うより前に、同じゲームをするものとしてSNSで最初に交流を持っていました。
手口①SNSで仲良くなってゲームで遊ぶ
ネット友達は、SNSである程度距離を縮めて仲良くなって、ゲーム内で遊ぼうよ、と誘ってきました。
遊ぶだけなら問題ないのでOKし、ゲーム内で待ち合わせをして、フレンド登録をしました。
このフレンド登録のせいで後で大変な目にあうことになることも知らずに、いやだったら切ればいいや、ぐらいの軽い気持ちで登録しました。
手口②ネトゲ内の恋人になろうとする
フレンド登録をし、ゲーム内で遊ぶようになると今度は恋人のように慣れ慣れしく接してくるようになりました。
彼と一緒に遊んで約1か月。
「ねぇ、たらこちゃん、俺たち相方になろうよ」
と彼に持ち掛けられました。
相方というのはお笑いの相方ではありません。
ゲーム内の恋人みたいなものです。
私(たらこ)は既婚なので、ゲーム内とはいえ彼氏を作る気はありませんでした。
「そんなのにならないで普通に遊んでいたい」
と彼に伝え、いったん距離を置きました。
手口③ネットストーキング
相方の申し込みをお断りすると彼はネットストーカーになりました。
ゲーム内でも誰と一緒に遊んでいるのか、何時から何時までゲームをしているのかを監視するのです。
ゲーム内に自宅が持てるのですが、ひどいときは自宅前に待機していて直接話しかけてきました。
「たらこちゃん、今〇〇行ってたでしょ?今度は俺と行こうよ」
「おはよう。一番に顔が見たくて君を待っていた」
など、かわい気のある若い子ならときめいてしまうセリフかもしれませんが、40過ぎの大人のお姉さまにはただただ気持ち悪いと感じるセリフの数々を押し付けてきました。
私がゲームにいないときは、SNSにたくさんコメントを残してくれました。
全部無視しましたが。
ゲームなのにストーカーなんて疲れる話ですが、ネットストーカーは実在します。
相手にしないでいると、私のSNSの発言からねつ造した話をネット掲示板などに書き散らすようになりましたが無視しました。
手口④いったん執着したら少し冷却期間を取る
相手の暴走をスルーしまくっていたら、なんと相手が落ち着きました。
あんなにSNSやゲームでしつこくしてたのに、全く存在しなかったんじゃないか、というくらい絡んでこなくなったのです。
手口⑤忘れたころに救世主のように現れる
雇われていた会社の経営状況が悪化し、私は失業してしまいました。
しばらくは失業手当とフリーランスで行っていた副業でゆるゆるやろうと思っていた矢先。
奴がSNSに現れたのです。
まあ、失業したンゴ!これから暇!と書き込んだ私も悪い気もしますが。
SNSの書き込みにコメントをするのではなくダイレクトなメールが飛んできました。
奴「たらこちゃん、今困ってるの?」
私「ううん。困ってないよ。
しばらくのんびりするつもり。」
奴「うそでしょw俺いい稼ぎ方しってるよ。
とりあえずLINEで話を聞いて。」
私「うそじゃないし。
失業保険もあるしお金には困ってないんだよね。」
奴「俺はたらこちゃんを助けたいんだ。
90分の説明をLINE動画で見るだけだから、とりあえず登録してよ。」
おばさんはポカーンとしてしまいました。
しばらく見ないと思ったのに、今度はいきなり個人情報を抜き取ろうとしてきました。
本当に藁にも縋る思いの人なら、食いついてしまうのでしょうか…。
手口⑥思い通りにならないと思ったら暴言を吐いて消える
その後も彼はしつこく私を商売に誘ってきました。
あまりにもしつこいため、仕事内容ぐらいは聞いてやろうと詳細を聞こうとしました。
私「ねえ。いい稼ぎ方って、何をやって、一時間にいくら稼げるの?
参考までに教えてよ。」
奴「人によって差があるからはっきりといくら、とはいえない。」
私「でもさ。バイトの求人でも時給と仕事内容ぐらい書いてあるよ?
教えてよ。」
奴「だからLINEで説明きいてよ。」
私「本当に稼げるかどうかもわからない仕事の話を90分も聞くような暇な時間はないんだけど。」
奴「説明を聞くだけの時間も用意できないやつなんかにおいしい話なんかあるわけないじゃん。」
私「じゃあ、その仕事はどこの会社からもらってるの?
社名とURL教えて。」
奴「これだよ!
あやしくなんかないっての!(謎の短縮URL)」
SNSの仕組みで、怪しくないURLについてはサイト名やプレビューがでることになっています。
でも、奴の貼ったURLにはプレビューが見えませんでした。
私「あのさあ。
ドメイン名みたいんだよね。
短縮URLじゃ困る。」
たらこさんはインターネット関連のお仕事をしていて、ドメイン名でやばいサイトかどうかはだいたいわかります。
奴「たらこちゃん、俺のことが信じられないの?
大丈夫だから、見てよ!」
私「やだー無理。」
奴「いいからみろよ!!このバ〇ア!」
私「無理無理無理無理!
無理みざわー!」
奴「〇▼※〒×◆…!!」(とても公表できない言葉)
奴のSNSをそっとブロックしました。
その後、掲示板で悪口を言われた形跡もなければ、別アカウントを作って絡んでくることもなくなりました。
怪しい奴が近寄って来た時の対処法
インターネット老人会の発言にうなずける40代ゲーマーたらこからのお願いです。
みなさん、ネットでおいしい話を持ち掛けられても絶対に乗らないでください。
そんなおいしい話があればとっくに別の人が乗って楽して暮らしています。
SNSやネットゲームで怪しい奴が近寄って来た時の対処法をまとめておきます。
1.本名や電話番号、捨てられないメールアドレス、変更できないLINEのアカウントは教えない。
2.ゲーム内でしつこくされたらゲームの運営に通報、またはブラックリストに登録。
3.掲示板などで悪口を言われたら応戦せずに無視。ただし証拠は残しておく。
4.体調を崩すほどのひどい暴言を受けた場合は自分で対処せずに警察へ相談。
5.怪しいURLをクリックしない。
6.リアル事情をSNSに載せない。
当たり前のことかもしれませんが、仲良くなると相手のことを信用してしまい、うっかり危ない橋に乗ってしまうこともあるでしょう。
ゲームやSNSは同じ趣味を持つ仲間と楽しく遊ぶ場所にとどめておくことをおすすめします。