相性最悪のネット友達で年上男子の彼と私の結末はいかに!?!?

どうも、こんにちは、20代既婚者の杏です。
この記事は私が10代の頃に出会った、最悪な年上男子とオフ会をしたときの話です。
最悪な私たちの関係がどういった経緯でオフ会してどういう結末になるのか!!
ぜひ、読んでみて下さいね。

最悪な奴

私は、杏。
年齢は15歳で高校1年生だけど、学校にあまり魅力を感じてなくて中学生の頃からやっていたチャットに永遠にはまっていた。
いつめんと話すのも凄く楽しいし、一緒に時間を共有しているのもなんだか素敵だなと思いながら毎日過ごしていて、このネット友達がリアルに居たら凄く楽しいよね、なんていつもみんなと話しているくらい。

でも、最近いつめんに入ってきた流星、あいつだけは絶対好かない。
むしろ大嫌いな年上男子

彼は高校3年生で受験はもう終わったらしい。
早いし頭いいし他のいつめんが言うには顔もイケメンらしく、みんなでしていたビデオ通話して顔発覚したって。

私が流星を嫌いなのはなぜか私にだけ凄く冷たいし、無視するし暴言吐いてくる所が一番嫌い。
最初は私何か失礼なこと言ったかなとか気に障るようなセリフ言った?なんて思ったこともあった。
でも思い当たらないしもういいや、と諦めてそこから私も流星に話に行かないし無視していた。

いつめんとの日常

私達いつめんは全員で6人いて丁度男女3人ずつでみんな関東地方が地元
本当にたまたまだけど神奈川と東京で別れていて会おうと思えば会える距離
いつめんの紹介をするね。

・杏(女)・・神奈川住みで高校1年生
・結衣(女)・・東京住みで高校1年生
・美衣(女)・・東京住みで高校2年生
・流星(男)・・神奈川住みで高校3年生
・篤(男)・・神奈川住みで高校3年生
・優斗(男)・・東京住みで高校2年生

この子たちが私のいつめんで最高の友達たち。
ちなみに篤と流星はリアル友達で仲良しらしく、2人とも受験終わって優秀男子でリアルでもモテるらしい。
この6人で楽しくひたすら話したり通話したりしていた。

みんなでオフ会

冬休みに入る直前にこれから丁度冬休みだし、みんなで初オフ会しようよ!なんて話になった。
場所は東京と神奈川の間の川崎で、みんなでショッピングモール行ってカラオケ行って夕食食べてわいわいしようよと話になり、私もバイトがないし参加することにした。

何着ていこうかなとか緊張するなーとか思ったけど、せっかくだし楽しもうと思って服やバッグやブーツを新調して、美容院に行って髪も綺麗にしてもらった。
そして前日は、浴槽にしっかり入って体あっためてちゃんとボディケアして早めに寝た。

オフ会当日

オフ会は11時駅に集合だから9時45分に出発できるように7時に起きて、軽くシャワー浴びて朝食食べて歯磨きなど準備をした。
その間もなんだかわくわくして、るんるんな気分で髪巻いてちょっと濃いめに化粧して時間になったから家を出た。

電車を乗り継いでついた時間は10時45分くらいでちょうどいい時間についた。
周りを見渡しても5人っぽい子たちはいなくて、みんなに連絡したらまだ着いていない模様。
時間つぶしにスマホを見てると、美衣と結衣が同時に到着し、女子特有の褒めあいじゃなくてお互い本当に可愛い!なんて言いあっていると、男子軍が3人いっきにきてオフ会スタートだった。

杏「今日ちょー楽しみで夜全然寝たんだけど!」
結美「え、それ普通に寝てるじゃんうける」
優「俺全然寝れなかった・・最悪」
流「俺も‥」
篤「俺杏と同じで普通に寝たわ」

え??流星ちょっと可愛いとこあるんだ
なんて話しながら、ショッピングモールを回った。
なんとなく2人ずつに並んで歩くことになって流星が隣だった。

結衣と美衣は私が流星を嫌いなこと知ってるから心配してくれたけど、私と流星は無言で歩きながら見てた。
その時、私は段差に気づかずに転びそうになると、流星が腕を引っ張ってくれてなんだか優しくて嬉しかった。
それがきっかけで気まずさも少しずつなくなり、話も少しずつだけどできるようになって、カラオケに行く頃には流星と凄く仲良くなってて楽しかった。

カラオケでは流星が隣で、チャットで冷たかった理由を聞くと、どう接したらいいか分からなくて冷たくしたとのことで謝ってくれた。
その後みんなでごはん食べてから途中まで篤と流星と帰って、横浜で篤と解散した後は流星とは最寄り駅が隣だったらしく、遅いから家の近くまで送ってくれた

自分の気持ち

1日みんなといて、やっぱりいつめんが最高で楽しくて素敵な1日だった。
もっと嬉しかったのは流星と仲良くなれたことや、実は2人になった時手繋いで帰ったこと。
私がまた転ばないようにって手を握ってきたんだけど、嬉しくてきゅんきゅんした。

結衣と美衣に話すと実は、結衣は篤、美衣は優斗が気になっていたようで3人のいつめんから恋人になったらいいねなんて話ていた。
私は流星が好き、顔もかっこいいけどそこじゃなくて、ぶっきらぼうだけど優しくて可愛いとこもあって、歌もうまくてノリがよくてあったかい人だから、好き。

もうこうなったら、私が色々テクって告白させてやる!と決めた。

結末

あれから私はバイトが忙しくてチャットに行けなかったけど、流星とは毎日連絡してた。
クリスマスは私が流星の予定をゲットして一緒に二人で過ごすことになった。
横浜の遊園地に行って、少し良いお店で夕食食べて私に告白させる!予定。

当日はおしゃれしすぎず、普通の恰好で行って楽しんだ。
手を繋いだり、私は少し勇気出して腕組んでみたり、上目遣いで流星を見上げてナチュラルに可愛い女の子の演技をした。
そのおかげか、夕食のとき流星から告白してくれた。

流「杏、俺実はチャットで話していた頃から好きだった、でもなんだか照れて離せなくて冷たくしてごめんな、俺のこと嫌いだろ・・?」

杏「りゅう!私、実は流の事嫌いだったけど初オフ会の時からずっと気になってた、私も好き、付き合って」

流「それは俺のセリフ、俺と付き合って、ていうか上目遣いとか腕組んできたりとか可愛すぎ!まじやめて・・」

杏「うん!よろしくね!へっへーん、告白してもらうためにわざとやってみた」

大嫌いだったあいつとオフ会をして、あいつの良いところに気づいちゃった私は恋に落ちて付き合いましたとさ。
という、10代の頃の甘いお話でした。