ライブを通じてできた異性のネット友達に恋に落ちたほんとうの話

桃花

はじめまして、二十代大学生の桃花です。
私の趣味は音楽で、ライブに行くのが唯一の生きがいで、彼氏も一年近くいませんでした…。

この記事は去年私の身に起きた本当のお話です。

同じアーティストが好きというきっかけでネットで繋がり、自然と気になる存在に、、、

趣味を通じてネットで知り合った二十代男性との思い出を書きます。
ネットで異性と知り合うということに抵抗を感じていた私、不信感を感じていた私が恋に落ちたお話です。

私の考えを一気に変えさせたそんなでした。
もしよかったら暇つぶしにでも見て頂ければ嬉しいです。

ネット友達と知り合ったきっかけ

私が大好きなアーティストさんのファン同士の交流がとても深く、私も仲良くさせてもらってる人が少数だけどいました。

その中に会った事はありませんが、ネットを通じてお互いにフォローをしている男性の方がいました。

好きなアーティストさんの生電話企画でその方の声を聞いたり、チャットをするだけでなぜかドキドキしていて、知らないうちに喋ったこともないのに気になる“ネット友達”になっていました。

共通の趣味があるのはもちろん惹かれたひとつのポイントでした。
毎日毎日、たくさん話すようになり、どんどん惹かれていきました。

ネット友達と初めてのご対面

私たちがネット上で仲良くなった後のライブの時、私はほんの少し本人に会えるんではないかという期待を持って現場に行きました。

入場を並んで待っていた時に、遠くからでしたがすぐに彼を見つけました。

ライブ会場に入った後も彼からの目線を感じるものの、お互い話しかけられずにいました。
私は“実物はもっとタイプだなぁ”と内心ドキドキ。

終演後、仲良くしていた友達R子が私に
「さっき○○○(彼の名前)が桃花と挨拶したいから、繋げて欲しいって言われたよ」
と言われました。

そう、このR子こそ私と彼を実際に繋げてくれたキューピッドでした。

R子と話していたら、彼と目が合い初めてリアルに挨拶ができました。
彼は仕事終わりでスーツを着ていて、一段と魅力的でした。

実際に会うのは初めてでしたが、ネットでお互いを知ってたから、そんな気もせずすぐに打ち解けたくさん話をして、すっごく楽しくて幸せな時間でした。

彼は関西に住んでいるので、毎度ライブのために遠征をしていました。

はじめて挨拶をして以降、毎日のように電話するようになり、お互い電話を切るのが寂しいぐらい、すごいスピードで私たちは恋に落ちました。

ネット友達と付き合うことに

毎日毎日電話したり、チャットをしたり、もうこれは付き合ってるかなぐらいの勢いでした。

でも私たちは遠距離のため、そう簡単には会えません。

次会えるまで1ヶ月ほどの時間がありました。

彼はある日電話で
「本当は会って直接言いたかったけど、この曖昧な関係が嫌だから言うね。
大事にするから付き合ってください

と言ってくれたのです。

私たちは趣味を通じてネットで知り合い、ネット友達から実際の友達へ、実際の友達から恋人になりました。

会えてはいなかったけど、毎日とてもとても幸せでした。
彼も声で寝落ちし目覚める。
なんだか高校生の頃に戻ったような純愛でした。

ネット友達と付き合ってから初めて会う日

付き合ってから会えたのは翌月でした。

私たちはお互いとても緊張していました。
一度しか会ってないのに、ジェットコースターのように恋に落ち、すごいスピードで付き合ったからです。

お互い、互いのハードルを上げすぎているような気がして、会うのが不安でした。
私は彼に嫌われるのが怖くて不安でした、きっと彼も少しはそう思っていたと思います。

彼が駅から出てくる瞬間、会えたのが嬉しくて泣きそうになりました。
そして、彼は私を強くハグしました。

私たちは遠距離ながらも、それからもたくさんの時間を共有して、幸せな時間を過ごしました。

もちろんたくさん泣いて、たくさん悩んで、別れそうにもなりました。
私たちには物理的距離が遠すぎだったのです。

それでも私たちには切っても切りきれないなにかがあり、今もお付き合いしています。
私にとっての初めての異性のネット友達がまさか今の彼氏だなんて、その頃の私は想像もしてなかったでしょう。