アキ
20代大学生のアキです。
女性です。
この記事は今から1年ほど前のお話です。
Twitterで仲良くなったネット友達の男性と実際会ってみたのですが、好意を持たれ非常に怖い体験をしました。
この体験談で皆さんがもう一度ネット友達という存在について考えるきっかけになれば嬉しいです。
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Twitterでの出会い
ある男性とTwitterで仲良くなりました。
年齢は私より2つ上の大学生のN君。
私も彼も裏垢のDMでやり取りをするうちにだんだん親しくなっていきました。
ちなみに私は当時お付き合いしている人はいなかったので、ワンチャンTwitterで知り合うのもありかも~♪
なんて軽い気持ちでやり取りしていました。
最初は何気ない会話だったのですが、親しくなっていくにつれN君は攻めたことを言うようになったのです。
例えば、
「今度家来てよ」
「アキちゃんと遊んでみたい」
などなど、、、
私はそういったお誘いに関しては
「今度ねー」
などと適当に流していました。
自分の中では実際に顔を合わせるのはもう少し仲良くなってからがいいと思っていたからです。
お誘いを断る一方で、私はその文面だけでN君の姿を勝手にイメージするようになりました。
こんなことをさらっと言えるなんて、きっと恋愛経験豊富でかっこいいんだろうな~と。
今思うと、自分は夢を見すぎていましたね、、、
いよいよご対面!!
ある程度の期間やり取りを重ねたので、実際会ってみようという話になりました。
私の中で期待はますます膨らみます。
「きっと服もおしゃれなんだろうな」
「きっといろいろリードしてくれるんだろうな」
なんて思っていました。
そこで初めて顔写真を送り合おうということになったのです。
N君から送られてきた写真を見て私は頭をハンマーで殴られたぐらいショックを受けました。(失礼)
全然かっこよくない、、、
そう、全然イメージ通りじゃありませんでした。
しかも送られてきた写真は証明写真で、大学生っていうよりおじさん、、、
まじか、どうしよう、、、私は会うか悩みに悩みました。
でも会うって約束してしまったし、今更断るのも申し訳ない。
仕方ない、、、 ということで結局会うことにしました。
待ち合わせ場所に行くと、スーツ姿の写真通りの男性が。
なんでスーツ?
って思いましたが私服でがっかりするよりいっか、と声をかけ、N君が調べてくれていたスペイン料理屋さんに行きました。
お店自体はすごく素敵で料理もおいしかったんです。
でもまあ楽しくなくて、、、っていうのもN君の必死にがんばってリードしようとする感じが私には無理でした。
それに加え、彼は口ベタだったんです。
だからほとんど私が話題を振って、頑張って話して、、、話題が尽きた時の沈黙がとても辛かったです。
でも、N君は妙に積極的なところもありました。
ごはんを食べている最中は私のことを
「かわいいなあ」
とか
「僕だったらアキちゃんみたいな子がいたらすぐ声かけるけどなぁ」
とか明らかに口説こうとしてきました。
私はもう友達にもなるつもりもなかったので、頃合いを見てさっさと帰ることにしました。
帰り道、
「この後どうしますか」
と聞かれ、帰りますと返すとあからさまに残念そうな顔をしていましたね。
その日は何事もなく帰宅し、N君からのメッセージもそっけなく返して終わりました。
私はN君のことを完全になめていました。
彼がとんでもない執念の持ち主だったとは、、、
恐怖体験
会った日から3か月ほどが経とうとした頃です。
私は自分の部屋でスマホを見ていました。
すると、ガチャと玄関のドアが開いたのです。
おそらく私は家に入るときカギを閉め忘れていたのでしょう。
幸い私は父と同居しており、その時も父がいたので本当に助かりました。
父が玄関に駆け付けると勝手に家に上がり込んで来ようとする男性がいたそうです。
私は怖くて部屋に籠っていたのでその男性の姿は見ていないのですが、父とやり取りする男性の声を聴いて青ざめました。
N君だ、、、
彼の特徴的な声そのものだったのです。
間違いありません。
家をなぜ特定されたのか、あの時父が家にいなかったらどうなっていたかを考えると今でも怖くて仕方ありません。
父がその男性を追い払ってくれ、私には何の被害もありませんせしたが、今でもその声はしっかりと記憶しています。
私がこの体験から得た教訓
いかがだったでしょうか。
様々なSNSが普及している現代、皆さんもネット友達と実際に会ってみようという流れになることも多いのではないでしょうか。
私が皆さんに伝えたいことは、 ネット上でいくらでも出会いはあるが、それだけリスクもあるということです。
直接会うかどうかは十分考えてください。
何かあっても自己責任です。
この記事が皆さんのネット友達について一度考えてくださるきっかけになれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。