私が10代の頃ネット友達から恋人になり1年近く幸せだった時間の話

こんにちは、現在20代半ばで既婚者の杏です。

この記事では、10代の頃にチャットで出会った男性と2対1でオフ会をして、友達から恋人に成り上がった時の幸せな時間との思い出を語りたいと思います。

良かったら最後まで読んでくださると幸いです。

彼との出会い

彼との出会いはあるチャットでよくいるネット友達というものだった。

オリジナルのキャラクターを使いながら色んな人と話したり、よく言われる「ネット恋愛」をする人やサイト内を荒らすものいたし、色んな人がいて何百人もいる中、私は彼と出会った。

共通の話題は好きな音楽で、今では「ボーカロイド」も主流でもあるけど10年近く前は「ボカロ?なにそれ」と言われることも多く、好きを共有できる人が少ない状態でした。

でも、彼はボカロをよく知っていて好きなボカロpが同じですごく盛り上がってそのまま2対1で会うことになった。
まだその時点では恋心はないし、普通のネッ友として会うのが楽しみだった。

彼とのオフ会

彼らと出会ったのは横浜駅で待ち合わせし、分かりやすい崎陽軒の前で待ち合わせしていざ、ご対面する。

杏「あれ?たつおさん?初めまして。」

たつお「杏ちゃん初めまして。こいつは誠で俺の友達。」

誠「は・・はじめましt・・て。たつの友達のまことです。よ・・・よろしく」

杏「はい!よろしくね」

たつお「まっこってすごい人見知りで、杏ちゃんと会うのも緊張してて来るのいやだいやだってずっと言ってたんだよなあ」

誠「おい、それ秘密って言ったじゃん。ばらすなよ・・」

杏「ええ!そうなの?杏も緊張してたから一緒だよ!今日は楽しもうね!!」

正直、たつおも誠のイケメンの分類ではなかったけどすごく不細工っていうわけでもなく・・・。

顔なんてどうでも良くて、ただ話したりゲームをしたりするだけで楽しかった。

3人で1日遊んで思ったのは、たつおのレディファーストがすごくて、絶対、歩道を歩かせてくれたり、エレベーターに乗るときもドアを先に開けて待ってくれたり、扉のドアを開けてくれたりと特別扱いをしてもらって嬉しかった。

ここまで優しくて女の子扱いしてもらったのが初めてで、私はすぐ恋に落ちた

2回目のオフ会

1回目のオフ会で会った後、誠くんと私とたつおで3人で話すことも増えてあの時楽しかったねなんてよく話していて、たつおのことはたっつーって呼ぶようになったし、誠君のことはまっこって呼ぶくらい親密になり仲良くチャット内で過ごしていた。

私はここで彼に2人で会おうよと誘い、「絶対彼氏にさせる」と意気込んだ。

そしてたっつーと今度は2人で会うことになって、次は彼の地元に行って地元を周りながらボカロの話をしたりカラオケに行って、好きな歌を歌いながらボディタッチをしたり敢えて見つめるように目線を合わせたり、甘えてみたりとモーションをしかけてみた。

すると、効果があったからなのか、彼も私に対してボディタッチをしたりハグをしてくれたり「可愛い・・」って何度もいってくれるようになり、時間も時間なのでその日は帰る事になった。

私は心の中できゅんきゅんしてて、

「たっつーから告白してくれないかな。。

って思ってると帰ってきた夜、彼が電話したいと言っていたので急いでお風呂など済ませ自室に戻った。

私たちの恋の結末

彼から電話が来た。

たつお「よう!今日はありがとね。楽しかったね。いきなりだったけど時間とってくれてありがとう」

杏「やぽ!杏もすごく楽しかったしなんなら帰りたくなかったよお泣。たっつーと居たかったのに、時間マジ恨む。。」

た「あのさ、杏ちゃん。おれ、今日一緒に過ごして思ったことがあったんだ。聞いてくれない?」

内心、何の話か分からず、緊張していて電話を持つ手汗が酷かった。

杏「ナ・・何の話?杏、ちゃんと聞くよ」

た「俺、杏が好き。今日一緒にいて可愛らしい杏もずっと笑顔なところもかわいくてずっとどきどきしてた。こんな俺だけど付き合ってほしい。大切にする。」

杏「え・・私も初めて会った時から好きだったよ。これからよろしくね」

こうして私たちはお付き合いすることになり、彼とは色んなところに遊びに行ったりしてすごく楽しかった。

彼とは1年経たずに別れ、連絡をすることもなくなってしまったけど、時々、楽しかった思い出を思い出して懐かしいなって一人で余韻に浸ることもある。

素敵な思い出の一つ。

終わり。