悩みを相談するだけのつもりが。ネット友達と意気投合してしまった話

もみ

こんにちは、20代後半のもみです。
この記事は、ネット友達から始まった彼と過ごす日々を綴っていきます。
仕事の相談するためにネットで知り合った彼と意気投合して過ごした二人にはお互いにパートナーがいました。
ダブル浮気から始まった恋はどのようになったのか、読んでいただけると嬉しいです。

私の気持ちを理解してくれる人

私は、建築分野で仕事をしている20代後半の女です。
我ながら仕事は順調にこなしていましたし、付き合っていたパートナーもいましたので、他人から見れば充実した生活を送っていました。

しかし実際は、職業上男性が多い職場で、しかも年齢も40代ばかり、若い私が活躍することを面白く思わない人からの冷たい視線や雑務の押し付けに悩んでいました。

そんな私のストレス解消は、同年代の人とつながれるネットでした。
同年代の男女とネット友達ができ、その中の一人に私が通っていた大学のすぐ近くの大学を卒業したという男性と出会いました。

共通点が多かった彼と意気投合し、仕事のこと以外でも連絡を取り合うようになっていきました。
お互いにパートナーがいたので恋愛相談などもするようになりました。

ご飯でもいかない?

彼とネット友達になってから1カ月ほとたった時、彼のほうから

「たくさん話したいことあるし、ご飯でも行かない?」

と誘いがありました。
お互いにパートナーがいるので何もないだろうと行くことにしました。

彼と私は離れた場所に住んでいたのでちょうど間にある街で会うように約束。
実際に会うのは初めてで、緊張しながら待ち合わせ場所へ向かいました。

約束の場所で彼らしき人を見つけましたが、なんだか緊張してしまって声がかけられずにいましたが、気づいた彼が手を振ってくれました。
写真では顔しかわかりませんでしたが、高い身長や、細いが筋肉のある腕、そして少し高い声にドキッとしました。
ドキドキして顔が見れない・・・完全にひとめぼれでした。

予約していた居酒屋へ入り、たわいもない話で盛り上がり、二件目のお店を探している途中に見つけた公園でひと休みしました。
ブランコに乗りながら悩みを聞いてもらううちに、完全に彼に心を許していた私は号泣してしまいました。

「メイク崩れちゃったからお店入れない(笑)」

と冗談でいうと彼は、
「じゃあ俺の家で飲む?」
と提案してきました。

お酒の勢いでOKを出し、コンビニで買い物をして彼の家へ行きました。

どうなってもいい

彼の家でも終始泣きながら人生相談をした私に、優しい言葉をかけてくれる彼。

突然立ち上がって私に近づいてきました。
そして頭を優しく撫で、抱きしめてくれました。

そしてなぜかその流れでキスをしてしまったのです。
私も全く抵抗することなく、彼を受け入れました。

私に彼氏がいること、彼にも彼女がいることが頭をよぎりましたが、今この状況が幸せすぎて何も考えられませんでした。
もう、どうなってもいい・・・
そのままベッドへ行った二人は暑い夜を過ごしました。

伝えられない想い

エッチをしてしまった日からも連絡を取り続け、その後も何度か会いエッチをする「セフレ」状態になりました。
その後、すぐに私はパートナーとは別れましたが、そのことも告げられず、セフレの関係を続けていました。

好きなのに、一度セフレの関係になってしまうと思いが伝えられませんでした。
告げてしまったらあえなくなるかもしれないと思ったからです。

そんな関係をしばらく続けていたある日、いつものように飲んでいたとき彼から
「彼女と別れた、本気で付き合ってほしい
という申し出がありました。

もちろんOKです。
彼から話を聞くと、彼も私と初めて会った次の日にパートナーと別れていたというのです。
身体から始まった私たちは、お互いに本当の気持ちを伝えることができず、もったいない時間を過ごしてしまっていたようです。

その後のふたりは

正式に付き合って楽しい時間を過ごしました。
遠距離だったのでなかなか会えませんでしたが、もともとネット友達の私たちは距離なんて関係ありませんでした。

その彼とは、実はいまもお付き合いしていて、とっても幸せです。
彼とは身体から始まったお付き合いでしたが、もう二度とこんなに好きになる人はいないだろうと思っています。
いつかこの人と結婚出来たらいいなという想いを持ちながら過ごしています。