私が病気だと知ってショックだった時にネット友達が助けてくれたこと

私が病気だと知ってショックだった時にネット友達が助けてくれたこと

eyesan

こんにちは。40代既婚女性のeyesanです。

この記事は今から20年ほど前の話、とあるメンタルヘルス系のサイトで出会った異性の友人との思い出を書きます。

出会った異性の友人と、どういう関係になっていくのか?

良かったら最後までご覧いただけると嬉しいです。

メンタルヘルスのチャットに参加してみた

私は、20年前に躁うつ病という診断を下されました。

「躁うつ病だから治らない」と言われ、何も手につかないくらいショックを受け…。

このショックをどうしたら良いのかわからなくて、迷っていた時に、メンタルヘルス系のチャットを見つけたので、入ってみることにしました。

メンタルヘルス系のチャットには、本当にたくさんの引きこもり、うつ病の人、その他、いろんな人がいて、
「へええ、こんなに病気の人っているんだ!」
と思いました。

そんなみんなと話していて、何人かネット友達ができました。

そんな中でも私は「躁うつ病」という診断を下されたことに絶望感を感じ、ずっと自殺を考えていました。

どうやって死のうか。
お薬ももらっているし、これで死ねるか。
これじゃ足りないから、もっとお薬を足すか。

そんなことばかり考えていました。

そして、同じように考えているネット友達もいて、いわゆる「死にたがり」もいました。

そういう「死にたがり」が、どんな薬をどのくらい飲むと死ぬよ、という話もしていたので、私も
「そうか、それを飲めば死ねるのかな…」
なんて思ってしまいました。

そして自殺未遂

精神科に通っているので、お薬はたくさん持っていて、それを飲めば死ぬかな…と漠然と私は思っていました。

そして、それをある日、「もう人生どうでもいいや」と飲んでしまいました。

チャットで
「この薬飲んだら死ねるかな?」
なんて意見を出してしまいましたが、その時に、

「もう飲んじゃったの?」
と異性のネット友達に言われ、

「飲んじゃいました。」

結局、救急車を呼び、私は5日間入院することになりました。
異性のネット友達は、お見舞いにも来てくれました。
その時は元気だったので、それほど私もダメージは食らっておらず。

ちょっとだけ胃が気持ち悪いなぁ、程度でしたので、異性のネット友達とも楽しく話していました。

「もうこんなことしちゃダメだよ」
「はーい。すみませんでした。」

こんな感じで軽く話をして、その日はネット友達は帰りました。

もっと本格的な自殺未遂

その時は明るくなれてきたのですが、やはり現実にのしかかっている

「私は躁うつ病」
「もう治らない」

というのはあり、どうせ治らないのだったら死んでしまえばいいや…という思いもしょっちゅう頭をもたげてきました。

そのころ、その異性のネット友達は、もはや普通のネット友達なだけではなく、同棲していました。

同棲相手になったネット友達もいない時間帯に、私は自殺を企てて、あったお薬を全部残らず飲んで…。
さすがの私も意識を完全に失っていたようです。

同棲していたネット友達が帰ってきて、発見し、救急車を呼んでくれました。
処置をして、ICUに運ばれました。
それくらい、命に危険性があったということですが…。

ネット友達は、一応同居していたということで身内とみなされ、毎日お見舞いに来てくれました。
私はそれがめっちゃくちゃ嬉しくて、のちにこの人と結婚しようと思ったくらいです。

そして異性のネット友達と結婚へ

結局大きな自殺未遂をしてしまいましたが、その後は自殺企図はありません。
ネット友達がずっと看病をしてくれて、申し訳ないとすごく思ったからです。

「もうやらないでね。」

そうネット友達に言われ、私は泣きながら

「うん…」

と伝えました。
その異性のネット友達とその後も一緒に住んでいました。

自殺未遂事件から半年くらい経った頃に、お互いに

「結婚しようか」

と言い出し、結果、婚姻届けを出して、結婚するに至りました。

まだ自殺したい思いが少々残ってはいますが、異性のネット友達が今は一緒にいるので、思いとどまることができています。