新一
20代のゲーム好き大学生、新一です!
この記事は3年ほど前、人気FPSゲーム『オーバーウォッチ』で出会ったフリーターの女の子をフレンドで囲った話です!
男ばかりのコミュニティに紅一点の女性が入ると、得てして何かが起きそうですが。
何が起きたかは記事を読んでみてください!
オーバーウォッチに姫が登場!
皆さん、FPSのような対戦ゲームをプレイしているのが男性だけだと思っていませんか?
ところがタイトルによっては意外に女性プレイヤーは多いんです!
今回は2015年に発売された対戦型FPS『オーバーウォッチ』のプレイ中に出来た女性のネット友達のお話です!
オーバーウォッチといえば、よくあるFPSとは異なり、6人でチームを組んで、それぞれ役割の違うキャラクターで戦う大人気FPSゲームです。
このゲームで大事なのはチームの連携!
つまりボイスチャットでのコミュニケーションが重要になってくるんですね!
僕はいつも他のゲームでネット友達になった3人(全て男)と一緒にプレイしていました。
フレンドは3人、僕を合わせて4人のチームなので、6人制の試合には足りません。
あとの2人は野良のプレイヤーか募集機能で集まることになります。
ある時、いつものようにプレイヤー募集をしていると、一人のプレイヤーが入ってきました。
声を聞くとなんと女性。
FPSで女性プレイヤーにほとんど遭遇したことがなかった僕たちは色めき立ちます。
「下手ですけどよろしくお願いします」
少しくぐもったハスキーなかわいい声で、オタク心をくすぐる女性プレイヤー!
試合中以外、あまりしゃべらないフレンドが裏返った声で挨拶しているのには笑いました。
こうして突如登場した女性プレイヤーを僕たち4人はお姫様のように囲うことになるのです。
お姫様を介護プレイ
オーバーウォッチに突如登場したお姫様。
名前は仮に姫と呼ぶことにします。
姫のゲーム内の役割はヒーラー。
仲間を回復する役割です。
オーバーウォッチは味方を守るタンク、敵を倒すDPS、回復役のヒーラーの3つの役割があり、女性プレイヤーの大半はヒーラーをやるみたいです。
姫がヒーラーをしている理由を聞きました。
「かわいいから」
と
「エイムが下手だから」
だそう。
女性らしい理由ですね。
いざ試合が始まると、前線を避けて後ろの方でこっそり味方を回復する姫。
対戦ゲームだけど争いは好まないんですね笑
時々、敵が裏から攻めてきて、姫を倒そうとしてきます。
姫はキルされてしまうと
「あああっ」
と大きな声をあげました。
男性陣の集中を削ぐセクシーさを発揮。
瞬く間に僕らは全滅するのでした笑
いつしか姫が敵に殺されないように皆で守る介護プレイになっていきます。
普段は敵を倒すことに夢中のフレンドも姫の悲鳴を聞くと、後ろまで護衛に戻ってくる始末。
男って単純なんですよね笑。
姫のおかげで正直チームは弱くなりましたが、皆が楽しそうなので、僕としてはまぁいっかという感じで楽しくプレイしていました。
チーム崩壊の危機!?
その後、姫はたびたび僕らのチームに参加することになり、毎日楽しく姫の介護プレイに勤しみました。
しかし、ある日事件が…。
PS4にはメッセージを送る機能がついています。
IDさえわかれば誰にでもメッセージが送れるんですね。
普段あまりメッセージは来ないのですが、その日は何通かメッセージが。
なんと姫からでした。
「聞いてくれる?」
「Aくん(フレンドのID)がライン交換しよって言ってきて困ってるんだけど」
「Sくん(僕の名前)だったら相談できると思ったから、(メッセージを)送ってみた」
姫が言うにはなんとフレンドのAがラインで直接連絡先を聞こうとしているらしいではありませんか。
ここで僕にメッセージが来たのは、ゲーム内の役割が姫と同じヒーラーで、お互いに連携をとる機会が多かったかららしいです。
相談されてもまったく嬉しくないですが、一応Aに真相を聞いてみます。
「向こうがコーチしてほしいって言ってきたから、交換した。」
もうしてるんかい!
僕としては別に姫がフレンドとどんな関係だったとしても、ゲームが楽しくできればいいので、これ以上深入りはしないようにしました。
リアルで大ピンチ!?
その後も姫とのプレイは続き、Aとの関係はあまり触れないようにしていた僕ですが、ある日再びメッセージが。
「Aくんのことちゃんと相談したいから、Sくんとラインで話したい」
なんと僕にもラインの連絡先を聞いてきました!
嫌だなとは思ったものの、波風を立てたくない僕は渋々承知することに…これが間違いでした。
最近Aと二人でプレイしたりすること、他のフレンドに悪いと思っていること、Aがオフ会しようと誘ってくる等々、いろんな話を聞かされる僕。
嫌なら断ればいいし、好きにすればいいよーと返答しますが、姫はそれでは満足しない様子。
「ね?電話しよ?」
ついに通話を要求してきました!
PS4のチャットでも話せるのに、わざわざラインで通話とは…。
嫌!
とは言えず、姫から着信が。
通話でもラインのチャットとほぼ同じような会話が続きます。
面倒だなぁ…と思う僕ですが、お人好しなので、なかなか切れず。
結局2時間近く通話してしまいました。
しかもそれが毎日にかかってくるように!
もはやゲームやAとは関係なく、姫のプライベートな話になってきます…。
大ピンチだったのは、付き合っている彼女が家に遊びに来た時でした!
故意か事故かはわかりませんが、彼女が僕のスマホを見てしまい、毎日姫から電話がかかってきていることがバレてしまったんです。
「〇〇(姫の名前)って誰?」
「え、ただの友達だよ…」
「毎日かかってきてるけど?」
「えっとそれは…」
まさに修羅場!
僕としては姫に全く興味はないんですが、毎通話していたら疑われても仕方ないですよね。
結局ゲーム友達ということは納得してもらえましたが、そのおかげで、僕はフレンドとゲームすることを禁じられ、「オーバーウォッチ」は半引退状態に追い込まれてしまいました。
しばらくして復帰するんですが、もうチームにAと姫の姿はありませんでした…。
二人で仲良くやっているんでしょうか…
以上、異性のネット友達とリアルでつながるのは注意した方が良い!
と教訓になった、思い出深いお話でした!