マキ
30代後半女性、アラフォーと呼ばれる世代となったマキです。
突然ですが、ネット友達というとどういう印象がありますか?
「ネット友達なんて騙されているんじゃない?あやしそう」
「所詮はネット、友達にはなれない」
なんて思っていませんか?
私もそう思っていました。
この記事では、私が大学生の時に出会った素敵なネット友達のことを書いてみたいと思います。
ネット友達と出会ったチャットサイト
私が大学生の頃、アルバイトのお金を貯めて初めてパソコンを買いました。
パソコンは当時一生を風靡したあのカラフルなiMacです。
当時のiMacはスケルトンになっていて、ものすごく話題になりましたよね。
私も例にもれずその形に惚れ込んで並んで買いました!
て、初めて買ったパソコンの事はどうでもいいですよね。
まぁそんなことでおニューのパソコンで、大学生だった私はネットにアクセスしたんです。
ネットを楽しんでいた私はあるチャットサイトに入りました。
チャットサイトの名前はうろ覚えですが、Teacupと言う名前だったかな?
これがはじめてのチャットサイトだったのですが、ここで運命の友達と出会うことになったんです。
ネット友達は大学生の男の子
はじめてのチャットサイトに戸惑っている当時の私は、チャットメンバーにいつも助けられていました。
私(マキ)「みんなめっちゃキーボード速いね!」
佐藤「(発言)ちゃんと見てるから、ゆっくりでいーよ^_^」
いつも優しくフォローしてくれる佐藤くん。
それが運命のチャット友達となる私より1つ年上の大学生の男の子でした。
年齢もとても近いこともあって、私にとっては気さくに頼れるお兄ちゃんっていう存在だったんですよね。
初めはフォローされっぱなしだった私も、出会って半年が経つ頃には友達関係の悩みを相談しあったり、学校の事や就職の事などを話せる友達になったんですよね。
ネット友達の良さはお互いの顔が見えないし、しがらみみたいなものもないので、純粋にお互いのことを思いやって話せるというのが魅力だと思いますね。
そのネット友達とも適度にお互いを尊重しながら話し合える存在になりました!
ネット友達と乗り越えた大失恋
当時、私には高校生の時からお付き合いしている彼氏がいました。
お互い高校を卒業しても仲良くしようねなんて言っていたのですが、やっぱり遠距離となると難しいもんですね。
相手に好きな人ができてしまい、別れを切り出されてしまいました。
もうこれはめちゃくちゃショックでした。
本当に大好きだったので「別れたくない!」と彼が住む大阪に会いに行ったことも。
彼「ごめんな」
彼は思い直すこともなく、私に謝るばかりでした。
その日は人目もはばからず大泣きして帰りましたよー。
かなりショックを受けた私はしばらくチャットにも顔が出せませんでした。
しばらくしてネット友達の佐藤くんからメールが届きました。
佐藤「マキ、どうした?何かあった?」
私「(T ^ T)」
その佐藤くんのメールに大泣きマークを返した私。
これがきっかけで、はじめて電話番号を交換して佐藤くんと話したんですよね。
書いていてもめっちゃ青春というか、懐かしいー。
私の泣き言をひたすら聞いてくれたネット友達・佐藤くんのおかげで大失恋を乗り越えることができました。
本当に当時の佐藤くんには感謝ですよ。
結構しつこいというかウザかったと思います、私。
ネット友達から本当の友達へ
実は未だに佐藤くんと交流のある私。
佐藤くんとは一時期お付き合いをしそうな雰囲気になったのですが、佐藤くんが就職したあと海外転勤により友達の関係が継続することに。
今やお互い結婚し、佐藤くんからはたまにLineで近況が届きます。
佐藤「ひさしぶり!年末にまたまた男の子が産まれたよ」
マキ「おめでとー。ますます賑やかになるね!」
佐藤「賑やかすぎて!もう家の中が大変だよ( ̄◇ ̄;)」
男の子3人になった佐藤家は大変みたいです。