38歳男性のセロリー
この記事は、15年ほど前の私が23歳ぐらいの時に経験した、オフ会の失敗エピソードです。
この時麻雀を趣味にしていた私は、とあるネットの掲示板で知り合った3人と麻雀をするためのオフ会に参加しました。
ですが、そのオフ会は必ずしも成功とはいえず、あえなく失敗に終わってしまいました。
ではなぜ失敗に終わったのかを、これから紹介していきます。
麻雀オフ会に参加することが決まる
23歳ぐらいの時の私は、麻雀がとても好きでした。
友人と麻雀を楽しむことが多く、昼夜を問わず麻雀に興じていたのです。
ただ友人とばかりプレイしているのではちょっとおもしろくないなと思い、ネットを使って麻雀仲間を探しました。
そのとあるサイトで知り合った3人と「リアルで一緒に麻雀をしよう」という話になり、オフ会の開催がトントン拍子で決まりました。
待ち合わせが上手くいかない
この麻雀オフ会ですが、まったく思い通りにいきませんでした。
まず雀荘近くの最寄り駅で待ち合わせをしたのですが、メンバーのうちの1人が待ち合わせの時間になってもいっこうに現れなかったのです。
その1人とは、4人の中で紅一点の女性でした。
当時はまだメールぐらいしか連絡手段がないですし、電話番号は聞いていませんでした。
そのため待ち合わせ時間通りに来ていた私を含む3人は、女性が来るまでひたすら待ち続けていました。
簡単な自己紹介は済ませていたものの、その日初めて会ったのですから会話がはずむわけもありません。
女性が来てメンバーが揃えば会話もそこそこあるはずですが、女性が遅刻してしまったために不安感ばかりが募ってしまったのです。
この待ち合わせが上手くいかないことが、失敗の始まりでした。
待ち合わせの時間から遅れること1時間、女性とはやっと合流できました。
女性は遅れたことをきちんと謝ってくれたのでみんな怒りはしませんでしたが、どことなくよくない雰囲気になったのは否めませんでした。
迷ってしまって雀荘になかなかたどりつけない
もう1つの失敗は、麻雀を打つ場所の雀荘になかなかたどりつけなかったことです。
その雀荘は利用料金が安いということで、男性メンバーの1人が選んだのですが、1度も利用したことがないため場所を知りませんでした。
最寄駅からは徒歩10分以内で駅からはそれほど遠くないはずなのですが、迷ってしまって雀荘になかなかたどりつけませんでした。
その最寄り駅は残念ながら誰も土地勘がなく、人に聞いたりしながらあちこちをうろうろしました。
女性が遅刻してきたということもあり、メンバーの雰囲気はかなり暗くなっていましたが、それに加えて道にまで迷ってしまったというのですからどうしようもありません。
オフ会だけによく知らない人ばかりですから、ちょっと言葉を発するだけでも気を遣います。
まだ気心が知れているわけではありませんから、重苦しい雰囲気が終わることなくずっと続いてしまいました。
肝心の麻雀も盛り上がらず
雀荘にたどりついてオフ会の目的である麻雀をし始めてからも、重苦しい雰囲気を払拭することはできませんでした。
本来ならお互いのことを話ながら楽しく麻雀をするはずだったのですが、いざ麻雀を始めるまでに遅刻だったり、道に迷ったりがあったのでメンバー同士がまったく打ち解けられませんでした。
それでも気を遣って会話の話題を提供しようと私は頑張ったのですが、ぎこちないままでオフ会は終わってしまいました。
本来なら何ゲームかやる予定だったのですが、1ゲームだけやって早々に解散することになりました。
その時オフ会が大失敗に終わったことを強く痛感しました。
1回のみのオフ会でメンバー全員と縁が切れる
ネットを通じてリアルの麻雀ができるメンバーと出会えたのはよかったのですが、オフ会は残念ながら大失敗に終わってしまいました。
オフ会は楽しい場だと思っていたので、まさかそんな結果になるとはまったく想像していませんでした。
今考えれば、いろいろと準備や配慮が足りなかったように思います。
オフ会をするなら、なるべく失敗しないように努力しないといけません。
1回のみのオフ会でそのメンバーとは縁が切れてしまい、オフ会を成功させることの難しさを私は肌で感じました。