チャットで知り合った20代の女性に少しずつ貢いでいました。
最初は少ない金額から貸してくれという形だったので貢いでいるという感覚はありませんでした。
ただ、結果として貢いでいました。
30代男性
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ネット友達を探していたら
ネットで友達を探そうと思って、チャットサービスを利用しました。
友達を探しているうちに20代の会社員という女性に出会いました。
最初のうちは会話も弾まなかったのですが、映画好きということが分かり、2人で楽しくチャットを楽しめる関係になりました。
好きな映画も似ていたので、映画の話しはとても面白かったです。
そのうちに身内の話になり、病気で入院をしている家族がいるということも分かりました。
長期間の入院ということもあり、お金もかなり大変だということだったので自分から何か出来ることがあればと話しました。
すると、少しで良いのでお金を貸してほしいということだったのでお金を貸すことになり、自分もすぐに返済しなくて良いと言ったのですがこれが彼女に貢ぐという行為の始まりだったと思います。
段々と要求が増えていく
最初のうちは少しの金額を貸していました。
ただ、その間も返済はまったくありませんでした。
自分も返済のことを言って相手に嫌われてしまうということも良くないと思っていたので、あえて返済のことは言いませんでした。
結果としては、そのことが相手な拍車をかけてしまい要求がエスカレートしていきました。
貸してほしいという金額も大きなものとなり、断わると連絡が取れなくなることもありました。
そのため、相手の要求する金額を送金するようになりました。
送金した金額自体がかなり大きなものとなったので思いきって返済のことをチャットで書きました。
すると、入院していた家族が亡くなったということを言ってきました。
同情を誘うようになり
段々と彼女は亡くなったという家族の話しをするようになりました。
同情を誘うような話しをされたのでこちらも彼女にそれ以上返済の話しをすることが出来ませんでした。
こちらも長くチャットを通して話しをするうちに段々と彼女のことが好きになりました。
身内のことなどかなり深い話しをするようになっていたということもあり、すっかり彼氏のような気持ちになっていたのかもしれません。
そのうち会いたいという気持ちが強くなっていたということもあり、会いたいという思いを伝えました。
彼女は会いたいという気持ちはあるが、着ていくオシャレな服がないということを言ってたので、自分はお金を送るからそれで服を買えば良いとまたお金を送ってしまいました。
彼女に貢いでいるお金はどんどんと増えていきましたが、だんだんと麻痺してきてそんなに気にならない状態になりました。
むしろお金を送るということに喜びを感じるようになりました。
突然の別れ
彼女に会いたいと伝えてから、時間がかなりたちました。
その間もお金を何度か送っていたので、彼女も実際に会う決意をしたらしく待ち合わせ場所や日付けまで約束してデートをすることになりました。
それまでは画像でしか見たことがなかったので、いよいよ会えるということに嬉しさでうきうきとしていました。
待ち合わせ場所に行き待っていたのてすが、いつまで経っても彼女があらわれませんでした。
おかしいなと思いつつ、迷っているのかもしれないと考えて何時間も待っていましたが、結局その日は来ませんでした。
チャットでなぜ来なかったのかということを聞いたのですが、恥ずかしくて行けなかったということを言うばかりです。
結局その日以来彼女とは連絡を取ることが出来なくなり、お金も返済されることはありませんでした。
お金のことよりも、彼女に騙されていたのかなという方がショックでした。