たかし
3年前の大学生の時の話です。
興味本位で英語でたくさんの人に絡んでいました。
英語は会話レベル以下でしたが、勉強になると適当な考えのもと連絡を取っていました。
コミュニケーションを続けるために何をしていたのか見て頂ける嬉しいです。
興味本位で一方的に連絡
まず初めに、英語など関係なく外国人に連絡した。
なぜ外国人に連絡したのかというと、動画配信などで海外ドラマや洋画などを見て外国人に興味を持ったから。
仲良くなり、楽しいコミュニケーションを取りたいと考えていた。
特にアメリカ映画のような気さくな関係性に憧れて連絡をした。
そして、インターネットで外国人やハーフの人にメッセージを適当に送りつけた。
自分でも気持ち悪いくらいメッセージを送信。
ネット友達でいいと思っていたので、質よりも量にこだわった。
連絡は英語でやりとり
ただ、一方的に連絡をしていても楽しくないと感じ、自分から英語でやり取りをしようと思った。
さらに、勉強にもなると考えて自分から簡単な挨拶を英語で送った。
しかし、自分の英語力はとても低いので、長く続くかなと心配だった。
ある時に、日本に来て1か月という女性にネットで会えた。
常にグーグル翻訳で翻訳を行い、コミュニケーションをとっていた。
相手の女性は日本語が苦手だったので、英語でやり取りを行った。
そして、なぜ私に連絡したのかという話題に。
私は、正直に外国人と繋がりたいからだと答えた。
すると、相手も日本人とつながりたいという思いだったそうで、お互いの気持ちがマッチしていたのだった。
言語を教え合う関係
お互いに外国人のネット友達が欲しいという思いがマッチしたこともあり、お互いの言語を学ぶことにした。
基本的に英語でやり取りを行い、日本語で翻訳をした。
そうすることで、お互いの言語を学ぶことができたのだ。
日本語は授業よりも会話寄りで実践的なやりとりを行うようにした。
そうすると、相手女性も英語をすんなりと教えてくれた。
ネット友達となってからは、ネイティブが話す用語なども教えてくれたので、充実した時間を過ごすことができた。
ネットなので気軽に質問やコミュニケーションが取れたのもよかった。
友達なので楽しくお互いの国の文化についても笑いながら会話したのを覚えている。
特に、日本に来て数か月の彼女だからこそ感じていた、海外とのギャップなどもたくさん聞くことができた。
日本人同士ならば疑問に感じないことも素直に聞けた。
また、日本がよりグローバルになる秘訣なども話すことができたのが印象的だった。
お互いの友達を紹介
ある日、英語の勉強を兼ねつつ、ネット友達と仲良くしていることを友達に自慢した。
友達も英語を学ぶことに凄く興味を持っていたので、彼女を紹介することに。
すると、相手のアメリカ人も友達のカナダ人を紹介してくれたのだ。
そのカナダ人は、日本語もペラペラでネット上でも日本語でやり取りを行った。
凄く流暢で問題なくコミュニケーションをとることができた。
特に外国人はフランクな人が多く、気軽に連絡をしてくれたと思う。
また、優しく英語を教えてくれた。
そのカナダ人も、私に英語を教えてくれた。
しかも、実際に使えるような文言なども細かく教えてくれたので、すごく感謝している。
実は、そのカナダ人は教師をしていたのだ。
驚いたが、そのせいかかなり教え方が上手だった。
「外国人は、日本人とコミュニケーションを取りたいと思っている人が多くいますが、取る場所がないことに困っている。」
「特に、日本人はシャイで困る。」
と言っていた。
知り合ったアメリカ人、カナダ人が口をそろえて言ったことがある。
それは、
「日本人は話せば優しいのに愛想がない。」
実際に会った時に笑顔が足りないから、話しかけづらく感じるため、ネット上でコミュニケーションをとっていると言っていた。
ネットならば日本人は、死ぬほど優しく、丁寧な人が多いそうだ。