へんじぇる
この体験談は今から数年前、わたしが大学生だった頃のお話です。
語学アプリで知り合った黒人男性と実際に会うことに…。
かなり積極的に迫ってくる彼と、押しに弱いわたし。
私と彼の出会いから、すべて暴露しちゃいます。
黒人男性とネット友達になったきっかけ
わたしが大学生になりたてのころ、友人にハロートークという語学アプリを勧められました。
ハロートークとは、いろんな言語を学ぶ人をつなげるアプリで、お互いに自分の得意とする言語を教えあうもの。
わたしは英語を外国人から教えてもらうかわりに、日本語を教えていました。
そこには、ラインのようなチャット機能もあり、メッセージのやりとりもできるようになってるんです。
英語を使う機会が増えたらな、と何気なく使い始めたのですが、かなりはまってしまって…。
世界中のネット友達ができ、何人かとはずっとチャットで話すくらいの仲に。
でも、ほとんどは外国に住んでいる、日本語を学ぶ外国人だったので、実際に会えなかったんです。
そんな中、ある投稿が目に留まったんです。
アメリカ人のわたしと同い年くらいの黒人男性の、英語での書き込みでした。
「○○に住み始めたばかりで、日本語を教えてくれる人を募集してます。
かわりに英語を教えますよ!」
私の近くに住んでいたので、ちょっとしたつながりを感じて嬉しくなり、その投稿にいいね!をポチッ。
その時は、まさか彼と会って、あんなことになるなんて思いもしませんでした。
そのあと、彼からチャットでメッセージが。
彼は日本語は初級レベルだったので、英語での会話でした。
軽くお互いに自己紹介をしたあと、二人とも言語を学んでいるので、外国語を学ぶ難しさとか、共通の話題はたくさんありました。
わたしも彼の文化について興味津々だったし、なにより英語で外国人と話せる楽しさにドはまり。
何日か話したあと、彼からこんなメッセージがきたんです。
「お互い近くに住んでるし、もしよかったら晩ごはんにでも行かない?」
ネット友達と実際に会うのは少し抵抗があったのですが、日本に来たばかりの彼にわたしの街のよさを教えてあげたいな、と思い承諾。
彼とはその週末に、駅で待ち合わせすることになりました。
初めて実際に出会った日
待ち合わせの駅で待つ間は、期待と不安で胸がドキドキしていました。
「どんな人なんだろう…。話しやすい人だったらいいな…。」
そこに時間通りに現れたのは、間違いなく彼でした。
外国人だったのですぐにわかり、「こんばんは、へんじぇるです。」と駆け寄りました。
彼の第一印象は、背がすごく高いこと。
体格もよかったです。
黒人のバスケットボール選手のようなイメージ。
わたしは小柄なので、横に並ぶと、彼がより高く感じてさらに緊張。
でも話すと気さくで、イタリアンのレストランで会話は盛り上がりました。
そこで、わたし、失敗してしまったんです。
パスタと一緒に思わずワインも飲んだのですが、ワインを飲むと酔いが早く回るのを忘れてしまってました。
レストランから出たら、足はふらふら。
二件目の居酒屋を探すまで、彼に寄りかかって、腕を組んでしまいました。
居酒屋では、カウンターで立ち飲み。
カクテルを頼みました。
そのころには二人とも気分が良くなって、彼は気が大きくなっていたんです。
いつの間にか、ぴったりと彼と密着していました。
彼もわたしの腰に手を回してきて、気づけば彼にキスされてました。
「日本では、公共の場ではあまりイチャイチャしないんだよ」
と伝えると、
「そうなんだ」
と言って、もう一度激しいキス。
正直、他のお客さんもいたので頬が赤くなるほど恥ずかしかったですが、彼はお構いなし。
カウンターの下で、わたしのズボンの中に手を入れようとしたのでさすがに止めましたが、わたしもこんなに積極的に求められたのは初めてで、かなり興奮しちゃいました。
忘れもしないその日の夜
体が熱くなったのを感じながら、その居酒屋を出た後は彼の家へ着いていっちゃいました。
一人暮らしの、こじんまりとしたマンションでした。
家に入るとすぐ、またあの濃厚なキス。
彼にキスをされながら、ベットに押し倒され、彼は電気を消して…
エッチしちゃいました。
付き合ってもない、ネット友達とまさか出会って初日でこんなことになるなんて。
わたしとって、彼氏以外の人とのエッチは初めてでした。
しかも、黒人の彼は、エッチなビデオで見た通り正直大きくて、入らないかと思うほど。
居酒屋で積極的だった彼は、エッチもすごく積極的で、彼にされるがまま、夜を過ごしました。
彼のとなりで目が覚めた翌朝
2時か3時頃までエッチしてたので、数時間の仮眠の後、彼の腕の中で目が覚めました。
となりにいる彼を見て、
「ああ、わたしは本当にこの彼とエッチしちゃったんだな」
としみじみ実感。
軽いキスと、またエッチをした後、シャワーを浴びました。
わたしがシャワーに入っている間、コンビニで朝食を買ってきてくれました。
ふたりで朝食をとった後、最寄りの駅まで見送ってもらったとき、
「ライン聞いてもいい?」
と彼に言われたので、ラインを交換して、彼の元を去りました。
帰りの電車の中、一人でその日のことを頭の中で整理していました。
英語で会話しながら外国人、それも黒人、しかも出会った初日で、付き合っていない人とのエッチ…。
いろいろ初めての経験ばかりで、落ち着いて考えられるようになるまで時間はかかりました。
お家に帰ってから、だんだん実感したのを、今でも覚えています。
彼との夜は、忘れられない刺激的な体験でした。