異性のネット友達が教えてくれた「生きているだけでまるもうけ」

カミナリ

こんにちは、三十代既婚男性のカミナリです。
この記事は今から三年ほど前の話。
ツイッターで出会ったOL女性との思い出を書きます。
ふたりが、一体どういった結末を迎えるのか?
よかったら最後まで確認して頂けると嬉しいです。

序章

私は、岐阜県の教員をしている26歳の男性です。
3年前くらいに、ツイッターでメッセージのやりとりをし、友達になった方にMiさんという方がいます。
この方に支えられ、私は自殺を思いとどまりました。

Miさんは、都内でOLをしながら、趣味でコスプレイヤーをしている女性のネット友達です。
彼女の言葉で、何度も心を救われました。

教員とコスプレイヤー

私がMiさんと知り合ったのは、ツイッターの自由な発想の教育関係アカウントのフォロワーの集まりです。
まず、私はMiさんのお母さんと、知り合いになりました。
Miさんのお母さんは、ご家庭で絵画教室をされていて、自宅での絵画教室を通して教育活動を行うという職業の方でした。

その方とは、何人かとZoomを使ったテレビ会議も行っていました。
テレビ会議で印象に残っているエピソードとしては、尾木ママさんのテレビで話す「オランダの教育」「一人ひとりの子どもを大切にする方針」がすごくいいって話が、とても印象的でした。

Miさん自身もお母さんと、日々の夕食時、今日会った出来事をお互い自然と話す雰囲気だったと言っていました。

Miさんの言葉を借りれば

「我が家は、お母さんが人を選ばない人です。
つまり、一人ひとりの人間(子ども)を非常に大切にしています」

と、言っていました。

私自身も「一人ひとりの子どもを大切にする教育」が好きだったので、この出来事からMiさんと非常に仲が深まりました。

そういった関係を1年程度続けていた中、私自身が教員の仕事に少しずつ疲れはじめ、仕事が大変だという相談もするようになりました。

Miさんからの言葉

ある年の6月ごろ、私が働く学校で担任する学級で女子生徒間のLINEいじめがありました。
その子どもたちの対応や保護者さんからのクレーム電話という日々で、心をすり減らしていき、あるときからMiさんにツイッターのメッセージにて相談をするようになりました。

私からの相談内容は、

「親からのクレームで仕事が大変だ」
「子どものために学校教員の仕事を頑張り続けたいけれど限界かも
「仕事をやめるにも、子どもも不登校にならずにがんばっているので私も仕事を最後までやりきりたい

などといったものでした。

Miさんからいただくメッセージとしては、

「特別な行動じゃなくても、担任の先生が辞めずにいるだけで救われる子どももいるのでは」
「ただ本当に限界なら仕事辞めるのは有りだと思う

などでした。

Miさん自身は都内に住むOLですが、以前パワハラ気味の男性上司のもとで働いていたとのことです。
その大変な時期、お母さんに色々な話をする中で、悩んでいる自分を客観的にも感じたといいます。

そこで、もともとやってみたかったコスプレ活動を相談したら応援してもらえ、継続的にできる趣味となったそうです。
今や、コスプレ活動があるから、そのために仕事で稼がなきゃというモチベーションとのことです。

ただ、私はというと、9月ごろストレスが限界近くなり、Miさんに
「自殺しようかと思うときがある」
とメッセージを送るようになりました。
Miさんから
「死ぬくらいなら、まず仕事やめなよ
など励まされ、なんとか自殺をやめようという気持ちにもなっていました。

ただ、それでも辛いときが多く、引き続き「死にたい」とMiさんにメッセージを何度も送ってしまいました。

そういった中、Miさんから

「明石家さんまの言葉で、生きているだけで丸儲けという言葉がある」

「誰しも生まれてきた使命がある」

ということを教えてもらいました。
そのスタンスを聞き、すっと心身ともに軽くなり、自殺をとどまり仕事を続けることができています。

微力ながら、世界の誰かが、この記事を読んで自殺を思いとどまるきっかけになってくれたらと思います。