男女半々の緩いグルチャで仲の良いネット友達にナンパされたお話

youli

こんにちは、アラサー女子のyouliです。
この記事では、今から5年ほど前の話。
以前やっていた男女混合グループチャットで知り合った気さくな男性との思い出を書きます。
密かに好意を持っていた彼は一体どんな人間だったのか?
よかったら最後まで確認してくれると嬉しいです。

ネット友達との出会い

当時、私は男女半々ぐらいで雑談したり、作業通話したりするグループ通話に所属しておりました。

「今日のご飯は何にする?」
「大学の講義が面白かった、つまらなかった」
話す内容はこのような大したことがないもので、共通の趣味があるわけでもない本当に緩いグループ通話でした。

グループ通話のメンバーは大体固定化していきましたが、新しいメンバーが入ってくることもありました。
掲示板などで大々的に募集したわけではないので、友達の紹介で入ってくる人間が大半で、抜けたり入ったりとメンバーが入れ替わっていたのを覚えています。

ただ、不思議なことにメンバーはなぜか男女半々を保っていたことを覚えています。
そんな中、ある男の知り合いとして新しく入ってきた男とよくお話するようになりました。

男の雰囲気

彼は聞き上手で、私のたわいもない話にもよく相槌を打ってくれました。
また、声は低めでよく通る、声優さんのような声を持っていました。

結局会わずじまいで終わってしまったため、本当のところは分かりませんが、話のはずみで見せてもらった写真は少し暗い雰囲気はあるものの目鼻立ちも整っており、フツメン以上、イケメン未満という雰囲気でした。

当時は年若い乙女であった私は、お話上手でかっこいい声を持ち、顔立ちの整った男のことを密かに好意を持っていました。

数か月、彼とお話していく中で徐々に彼に惹かれ、『話していて楽しいネット友達』から『ずっと話していたいネット友達』へと変わっていくのでした。

深夜22時のお誘い

そんな彼から、ある日の夜の22時に電話がかかってきました。
いつものように楽しくお話ができるのか?
とうきうきした浮ついた気持ちで通話を取りましたが、なぜか彼は外から電話を掛けているみたい。

また、雰囲気もいつもより落ち着いているというか、ちょっといつもより暗い雰囲気で通話に出ていました。

「ねえ、今から会えない?
と、突然彼はこう切り出しました。
突然のことだったので、目が飛び出るほどに驚きました。

「え、すごく会ってみたいけど??」
「でも今から会いに行ったらもう帰れなくなるんじゃないか?」
とか色々な考えが頭の中を巡ってパニック状態!!

ドキドキして、自分の心臓の音で周りの音が聞こえないぐらいでした。
過呼吸になって死ぬ!と思いました。
でも、その友達はグループ通話に入る時間も遅いし、明らかに外にいるしでちょっと怪しいなとも思っていました。

「ありがとう、でも今度昼間に落ち着いて会える時に会わない?
「ほら、今流行ってる〇〇って映画があったよね?
気になってるって話してたじゃん、一緒に見に行こうよ!

パニック状態だったのできっちりは覚えていませんが、こんなことを話してた気がします。

「わかった」
と言って彼が通話を切っても、ドキドキはずっと止まらず、その日はあまり寝付けませんでした。
彼はその日を境に、グループ通話から退出し、二度とお話しすることはありませんでした。

後日談

後で聞いた話、その男はホストをやっていて、いろんな女性をとっかえひっかえしていたようです。

「ちょっと会ってみたかったなぁ」
と少しだけ残念に思いつつも、

「あの時会いに行っていたらどうなっていたんだろう?
とほっとしたという体験があります。

ネットで人と知り合ったら相手はどんな人かわからないものです!
ネットでのナンパ、ネットでのお付き合いは十分慎重に、後悔がないようにしましょう!