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私が男子中学生になりきって、男の子のネット友達ができてしまった時

33歳のOL

はじめましてこんにちは。私は現在33歳のOLです。
この記事は、私が中学生の時のお話です。

ちょうどネットやパソコンが一般家庭に出回り、学校の授業でも取り組み始めた頃です。

そんな時、私は男の子になりきって、同い年の「男の子」の友達が出来てしまった事を思い出して書いてみようと思います。

チャットが流行りだした時代

私が中学1年生のころ、今から20年前の時。

ちょうどパソコンやネットが流行り出して、学校でもネットを学ぶ授業が行われました。
私は友達とチャットルームを作り、見知らぬ人と話すのが好きでハマっていました。

今ほど、変な人とかいなくて、ネットマナーに意外と厳しい時代だったので、あまり気にせずネットの人たちと会話を楽しんでいました。

男の子になりきってチャットに参加

そんなある日、英語の授業で「エイゴ」と「エリー」って名前のキャラクターが教科書に出てきていてその名前を使ってチャットルームに友達と参加することにしました。
その時ときメモが流行っていて、わたしも友達の家でやっていたから、男の子の気分になってゲーム感覚ではじめました。

すると1人の男の子がチャットルームに入ってきてくれました。

彼の名前は「ダイキ」。
「エイゴ」と「エリー」と「ダイキ」の3人のチャットが始まりました。

ダイキにはエイゴ(わたし)とエリー(友達)は同じ中学でクラスも一緒なことを伝えてありました。

ダイキはバレー部、その時人気だった癒し系グラドルが大好きで、バレー部なのに隠れて煙草を吸ってることなど、色々話してくれて、私たちは彼の面白い言い回しに純粋にハマってしまい、ネット友達になることに。

男子になりきってだけど、初めての男友達にすごく嬉しく思ったことを覚えています。
私がときメモで鍛えた男子力にダイキは疑わず、エイゴは男の子だと信じてくれていたと思います。

しかし、私が段々と男の子でいることに耐えられなくなってきたのです。

それは初めてできた男友達に嘘をついているということ、ほかの男子とは違う、ダイキのシュールな言い回しは面白く、私が少しずつダイキに惹かれ始めていたからです。

私が、男の子じゃないことを告白…

エリー役の友達に私の気持ちをつたえると、正直にダイキに告白しようと背中を押してくれました。
チャットルームに入り、私は素直に事情を打ち込んだ。

「急にごめん。実は私はエイゴじゃなくて、あいって言うんだ。英語の授業に出てきたキャラクターの名前を使って、エリー役の子と一緒にチャットを始めて、男の子のフリしてた。これからはちゃんとした名前でダイキとチャットを出来ればなと思います…」

思いのたけを入力。

すごく怖くて、ドキドキしたことを今でも覚えています。
ダイキから返信。

「そうなんだ~!女の子だとは思わなかった!でも楽しいから俺もチャット続けたい。」

って言ってくれてめちゃくちゃホッとしました。

初めての男友達

チャット上だけど、初めての男友達。
そして少し気になる同い年の男の子。

今までは男の子のフリして話していたけど、今度は本当の私で話せる!

と、思っていたけど、私は意識をすると今までみたいに話せないタイプだと気付かされたのです…。
ダイキに嫌われたくないと思うと、上手に話せなくなっていました。

彼もそんな私に気づいていたのか、段々とチャットルームに来ることが減っていました。

「最近、部活が忙しいんだ!」

とは言っていたけど、疑ってしまうのも申し訳ない…。

そしてそのチャットルームとは段々と疎遠になり、私の淡い初恋も終わりを告げたのです。

今考えると、顔も見た事のない男の子に恋心を抱き、失敗したことも嘘をついたことも思い出になっています。
今と昔ではネット文化も変わってきましたが、チャットをすることでいろんな気持ちに気づくことが出来たのは今でもいい経験だったなと思います。

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