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同じ趣味で知り合った年上のお姉さんのネット友達とのほろ苦い思い出

たつを

こんにちは。三十代既婚男性、名古屋在住のたつをです。

この記事はまだインターネット黎明期ともいえる2002年のお話です。

私は当時高校生、夏休みを利用してホームページを立ち上げました。
そのサイトの掲示板で出会った年上のお姉さんとのほろ苦い思い出話です。

ネット黎明期ともいえる2002年のお話

同じ趣味をもって知り合った年上のお姉さんのネット友達の話です。
三十代既婚男性、名古屋在住のたつをです。

この記事はまだネット黎明期ともいえる2002年のお話です。
私は当時高校生、夏休みを利用してホームページを立ち上げました。

そのサイトの掲示板で出会った年上のお姉さんとのほろ苦い思い出話です。

私は今も昔もパンが大好きです。
作るのも食べるのも好きで、いろんなお店を巡ったりもします。

高校生の頃、同じ趣味を共有できる人と話がしてみたくて、当時まだ今ほど普及していなかったインターネット上にホームページを立ち上げることにしました。

これはそのホームページに設置していた掲示板で出会った、とある女性のネット友達との思い出話です。

夏休みに独学でホームページを立ち上げた

私は高校1年生の夏休みに、独学でHTMLを勉強し、ホームぺージを立ち上げました。

テーマはもちろん自分が大好きだった「パン」についてのサイト。
美味しいお店の情報や、自分が焼いたパンのレシピなどを掲載しました。

開設当初はアクセスも全くなく、ただただ自己満足でサイトを更新し続けるといった日々が続きました。

掲示板に初めての書き込み

そしてサイト開設から2か月が経った頃、掲示板に初めての書き込みがありました。

「いつも更新お疲れ様です。素敵なホームページですね。これからもおじゃまさせていただきます。」

私は飛び上がる程嬉しくなり、それから更新のペースを早め、コンテンツもどんどん充実させました。

その甲斐あってアクセスも増え、いろんな方が掲示板に訪れて情報を交換し合う賑やかなサイトに成長しました。
そして、初めての書き込みをしてくれたその方も、連日掲示板に訪れてくださり、同じ趣味の話で連日盛り上がりました。

そして、その方とはメアドを交換する仲にまで発展したのです。

実際に会う約束をした

その方は東京在住の女性。
いつも関東方面のパン屋さんを巡っていて、名古屋にはまだ来たことがない、とのことでした。

私は、

「名古屋に来る機会があったら自分が道案内しますよ」

といつも軽く言っていましたが、とうとう本当にその方が名古屋に来ることになったのです。

私は道案内をお願いされ、承諾したのですが、とても緊張していました。
当時高校生の私は彼女もできたことがなく、まともに女性と話もできない今で言う「陰キャ」のような存在でした。

そして彼女と会う当日、私は精一杯のオシャレをして、約束の時間より1時間も早く到着して、彼女が来るのを待ちました。
心臓は張り裂けそうなほどバクバクと音をならしています。
約束の時間の5分ほど前に、彼女が現れました。

「たつをさんですか?」

振り返ると20代中盤くらいの感じで私より少し背が高く、黒髪の美しい美人の女性。
芸能人で例えると、菅野美穂さんのような雰囲気です。

私はしどろもどろになりながら自己紹介をしました。
自分でも何を話しているかわからないくらいテンパっていました…。

当時の私は、女性と話をするのが本当に苦手な高校生だったのですが、彼女はとても気さくでエスコートがうまく、とても話しやすかったのです。

その日、二人でいろんな場所を巡り、楽しい時間を過ごしました。
私はリアルで趣味の合う人がいなかったので、本当に嬉しかったのを覚えています。

それからも数回彼女と会って遊びました。
時には私が東京に行くこともありました。

「こんな人が自分の彼女だったらなぁ…」

と、そう考えていました。

彼女の涙、その訳は?

彼女とはあくまで友達関係ではありましたが、かなり親しい真柄になっていました。

そして私はついに気持ちを抑えきれなくなり、思い切って彼女に告白したのです。
彼女は驚いた様子で

「ありがとう」

と言った後、黙り込んでしまいました。

「(まずいことを言ったかな…)」

静かな時間が流れ続けます。
そっと彼女の顔を見てみると、なんと彼女が泣いているのです。

「ごめん、変なこと言って…」

と声をかけてみると、彼女は

「私の方こそごめんね」

と言い、その日は別れました。

翌日、彼女から電話があり、衝撃の事実を告げられます。
彼女は既にとある男性と婚約していたのです。

旦那さんになる予定の方は現在九州で仕事をしており、彼女も時期が来ればそちらに引っ越す、とのこと。
私はとても驚き、涙が出てきそうになりましたが、懸命にこらえ、話を続けました。

彼女は初めは寂しさを紛らわすために遊ぶつもりだったそうです。
彼女は私に謝り続けました。私は

「謝ってもらうことなんてないし、本当に楽しかったよ。でも…二人で会うのはもうやめよう

と伝えました。
彼女も私も電話口で泣き続け、それ以降彼女と会うことはありませんでした。

ホームページを閉鎖

それから彼女は掲示板にも来なくなりました。
連絡を取ってみようかと思ったこともありましたが、なかなか勇気も出ないまま…。

時が過ぎて高校を卒業し、私は同時にそのホームページを閉鎖しました。
彼女は今どこで何をしているのか、全くわかりません。

今の私だったら、あの時もう一度彼女と連絡を取っていたと思います。
高校生の私には少し荷が重い出来事ではありました。

願いが叶うなら、もう一度あの人に会いたいですね。

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